第13章 イラン革命
第13章 イラン革命
その後のイランは、新聞紙上を連日賑わしているが、ホメイニ師の帰国をきっかけに、革命への熱気が一挙に燃え上がり、革命へとひた走り出した。そして2月11日に革命政権が樹立された。
1月16日
パーレビ国王は国民戦線のバフティアルを首相に任命し、国外に脱出した。
2月1日
パリからアヤトラ・ホメイニ師がイランに帰国。
2月11日
バフティアル首相は辞任し、反政府勢(革命勢力)が政権を掌握した。
4月1日
イランは国民投票に基づいてイラン・イスラム共和国の樹立が初代最高指導者ホメイニ師のもとに宣言された。初代大統領にはバニサドル氏が任命された。
僕の留学生活は、わずか半年であったが、第二の故郷として、再び平和がイランに訪れ、21世紀の大国として発展する事を祈りたい。僕自身も早くイランに戻り、ペルシャ語をマスターし、イランの理解者として、イランの為、日本の為、貢献したいと思う。
然しながら、イラン革命後の混乱は長期化し、1980年にはイラン革命の波及を懸念した、イラクのフセイン大統領が、イランの混乱に乗じイランに攻め入り、イラン・イラク戦争が始まった。その為僕のイラン留学は完全に終了する事になった。
最近のイランの政治は最近宗教色が強まっているが、イランにはBRICsに次ぐ新たな大国として発展してほしいと心から願っている。
(完)




