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結局担任に聞いてみたが、「ああ、風邪が長引いているらしい」と素っ気なく返されただけだった。
「三崎本人からは学校を休む連絡はあるんですね?」
藤崎が質問すると、
「ちゃんと朝かかってくるよ」
そう面倒臭そうに答えた。
「とりあえず生きてはいるな」
冗談めかして藤崎が呟いた。
「そうだけど、、、今日もちょっと家に行ってみる・・・」
幼馴染の仲だ。家にはよく行っていた。いきなり訪ねるのは迷惑かもしれないが、早く会って心配を拭い去りたかった。
「そう、俺もついていい?」
藤崎も淡々とした表情だが、なんだかんだ心配しているのだろう。私は頷いた。
「分かった、一緒に行こう」
放課後になり、祥平の家に向かう。私が前を歩き、藤崎が距離を少しとり、自転車を引きながら後ろを歩いてきている。自転車で先に行ってればいいよ、と声はかけたのだが、家分からないし、と返された。そのため、隣同士で歩くわけでもなく、不思議な距離感を保って歩いている。
彼と私の家は隣同士になっている。学校からも近い。10分も歩かずに着いた。
祥平の家の門の前までくると
「俺がチャイム押してきていい?」
と藤崎が聞いてきた。
「いいけど・・・?」
なんか意味があるのだろうか。
藤崎が門を入り、玄関のチャイムを押す。
『ピンポーン』
そんな音が響いてくるが、なんの反応もない。
『ピンポーン』
もう一度、チャイムを押す。
チャイムが家の中に響き渡った後も静寂が続く。
誰もいないみたいだから帰ろう、私がそう声をかけようとしたそのとき―――――――――ガチャとドアノブが回り、扉が開いた。




