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第1章 祈らない訓練校 第7話 動きで示せ
校庭の中央には、訓練器具や障害物が用意されていた。それを見る候補生に、緊張が一層増していく。
ここでのすべての訓練が、将来の聖女としての能力を試す場になるのだ。
講師の一人イザベラが、静かに説明を始めた。
「基本的な訓練から始める前に、皆さんの動き見させてもらいます。
これから始めるのは一種の障害物レースです。目の前に登場したあらゆる障害物に適切に各自の魔力球で応戦してください。
今後、あなたたちが行う基本訓練。
それは、応急処置、救護、状況判断、協力の訓練です。
本日は単なるとっかかり。結果ではなく動きだけを確認します。実務訓練は明日から。
だからといって気を抜く事は許されません。皆、全力で臨むように。」
候補生たちの足元に、訓練校の石畳の冷たさが伝わる。
深呼吸をし、手に力を込め、決意する。
失敗しても、逃げない……。
学び続ける。




