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詩歌集2

目覚めたらスライムになってました。



 目覚めたらスライムになってました。


 そんなの、ラノベでよくあるでしょ?


 そう、俺は今そのラノベでよくある状況になっている。


 いつものように社畜…残業して家に帰ってきて。


 くたくたすぎて、風呂も飯もすっとばしてベッドルームへ。


 そして、スーツのまんまベッドにダイブ。


 するとすぐに夢の中─…と思いきや。


 体がまさかの半透明のキミドリイロのゼリー状で。


 そう、スライムになっていたのだ。


 しかも、知らない世界にいるし。


 異世界だしスライムだし…これは、やったな。


 このまま行けば、俺もじきに超スゲー能力とか授かるのか?


 ワクワクしていると、目の前に3つ首の巨大ドラゴン。


 これは…この(バトル)をきっかけに、能力を授かるやつだな!?


 そう思っていたら…


 ギエエエエエエエエ!!!


 あっさりと。


 3つ首のドラゴンの口から同時に吐かれた炎で。


 俺のスライムボディはドロドロに溶かされた。





 ─はっ!?


 目が覚めると、俺はいつものベッドの上にいた。


 スーツを着たまま寝た、俺。


 そう…ただの夢を見ただけだった。


「異世界行ってないんかーい!!」


 そう突っ込んで俺はひとつ溜め息をついて。


 昨日のスーツのまま仕事に行こうとした、時。




 俺の手のひらに、キミドリイロのゼリーの欠片がくっついていた…





夢でもいいから、リアルに異世界に行きたいの巻(笑)

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