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プロローグ
新連載です。
これは、甘々でじれったい恋の物語
いきなりだが、君達はVtuberというジャンルが好きだろうか。俺か?俺は勿論大好きだし"仕事で得たお金"を
推しに捧げている。
「今日も推しの配信が最高だった…」
そう、今日は俺が推している配信者、神野 真昼のゲーム配信の日だった。彼女はゲームこそあまり上手くはないものの他に有り余る才能を持っており、例えるならば
歌やお悩み相談、大会などの司会進行役など数えればキリがないほど出てくる。
おっと、申し訳ない自己紹介がまだだったな。俺の名前は、木之原 圭。どこにでもいるオタクな高校1年生だ。
「げ、もうこんな時間か…」
現在の時刻は11時過ぎ。そして今日は水曜日、つまるところ明日も学校があるのでもう寝なければならない。
そんなわけで、俺は部屋の灯りを消して布団に潜って寝る体勢に入るのだった。