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18話:姫子の住まいと四国観光と集会場

 さらに、システムキッチン、追い焚き機能、浴室乾燥機、温水洗浄便座が備わっていると説明した。荷物の多い方もウォークインクローゼットがあるので、ご安心です。


 駅や商業施設に近いのでとても便利です。契約金はクレジットカード払い可能です。以上、説明事項を漏らさないように、詳しすぎるくらい説明した。それを聞いた姫子は、驚いた。


 とてもデラックスなマンションだわと喜んだ。それを聞いて、母が、お兄ちゃん達には、あまり言わないでねとくぎを刺した。そして両親は、2人で家に戻った。


 その2日後の2003年3月14日、姫子が岡山に帰ってきて、必要な荷物をまとめだして、段ボール5個の荷物を作り、翌日、引っ越し屋を呼んで、引越先など、書類を全部書いて、引越をお願いした。


 それを終えると帰るというので、生活費、どれ位いると父が聞いた。すると甘ったれた声で年間300万円、口座に振り込んで、支払いは、出世払いと言うことで宜しくと言い、父に抱き付いた。


 父が、仕方ないなと、言うと、笑いながら、母が、相変わらず、娘には甘いのねと言った。そして、翌朝、朝一番の新幹線で横浜に戻っていった。2人きりになった家は、がらんとして寂しいものだった。


 やがて、桜のつぼみが膨らみはじめ、桜の季節の到来を予感した。母が、その話をして、来週、3月20日に、津山城「鶴山公園」の桜を見に行こうとお願いした。


 そうだな、姫子の大学のことも終わったので、言って見ようかと告げた。そして、2003年3月20日、朝9時に家を出て、10時半過ぎに、津山城「鶴山公園」に到着した。


 鶴山公園は桜が咲く春は素晴らしかった。津山城までの坂道では、多くの桜が楽しめた。高台からは津山市内を見晴らせ、景色素晴らしい。また立派な石垣と膨大な数の桜が折り重なった景観は圧巻。


 そして鶴山公園内には、小動物園もある。すると、ちょうど満開で素晴らしい景色で、多くの写真を撮った。鶴山公園の桜を1時間ほど、歩いて回り、お腹が空いてきたので、ご当地グルメの「津山ホルモンうどん」を食べ、お腹を満たした。


 津山ホルモンうどんとは、プリプリのホルモンはひとつひとつが大きく、様々な部位が入っている焼きそばで、ニンニクと少々の唐辛子が効いています。ホルモンの他にキャベツやモヤシもたっぷり入ってヘルシーな一皿。


 脂の甘味と味噌味のタレが絶妙に絡み合い、まさにヤミツキになる味。味付けは「普通」と「ピリ辛」、更に「激辛」まで選る。「ピリ辛」は味噌ダレに唐辛子が程よく効いていて絶品。


 量は1玉と2玉から選べるが、1玉でも十分なボリューム。その他、おでんも人気。セルフで好きな具材を選べるのが嬉しい。こうして、津山城の桜、高台からの景色を十分堪能して16時過ぎに津山から岡山へ向かい車を走らせた。


18時頃までに家に着き、風呂を沸かして入ってから、あり合わせの材料で料理を作り、夕食をとった。その後、父が、少し酒を飲むと、まぶたが、くっつきはじめ、布団に入ると、直ぐに眠りに落ちた。


 その後、健一から年間200万円送金して欲しいと父の小山田聡に電話が入り返済してくれるなら送金するというと答えた。働き出したら、必ず、返すと言うので送金した。


 その後、母に電話をかわると、今年は、春休みに、家庭教師のアルバイトで稼いでいるので帰れないと良い、年末、年始は、帰るつもりだと話していた。病気はと聞くと、大丈夫だらか心配しないでと話した。


 やがて春になり、姫子から、母に電話が入り、やはり、春休みは、家庭教師のアルバイトをかけ持ちして、稼いで、旅行代に充てると話していた。今年、年末、年始には、必ず帰るから待っていてねと語った。


 医学部は、勉強する事が多く、ボーットしていられないと、笑いながら話した。2002年3月26日、朝、鮫島さんから電話で、ヤフー株が2分割したと連絡し株価が3倍以上になっていると叫んだ。


 5月の連休で、引っ越した所の庭をするために重機が入ろり庭を整地し大きなローラで土を固めた。電線、古い上下水も確認して交換を終え、新しい家の外観が出て、2003年5月中旬には、古家の解体と運び出しを終えた。


 次に、更地になり、整地が進み、5月中に整地は完了すると言い、電気線の張り替え、上下水道の一部のを交換するだけで行けそうだと言った。その後、庭を整地するため大型ローラー車で庭の整地が始まった。


2003年6月4日18時、漁業組合の溝口組合長とに、地区の集会場を建てる金ができたので、集まって欲しいというと、富島建設の富島社長と、家田不動産の家田社長にも話しておくと言われた。


 さらに、地元の自治会長と池内静夫さん、小学校のPTA会長の小清水さんにも声をかけると言い、日程調整して、日時が決まり次第、連絡すると言ってくれた。

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