表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/80

15話:姫子の橫浜市大医学部受験

 2001年9月18日に、小山田聡が依頼していた家が、完成した。建築してもらった家田社長に2300万円を振り込みを終えた。その後9月20日、今まで、住んでいた借家を出た。


 そして、家財道具をトラックにのせ、3キロ離れた、高台の新居に小山田夫妻と次男、健二の3人で引っ越した。古くなった洗濯機、掃除機、エアコン、ステレオ、テレビ、その他の家財道具も買い換えた。


 さらに、小山田聡が興味を持っていたNECのパソコンと、インターネット株取引をするために、NTTのBフレッツという高速インターネットもつなぐことにした。


 近く電機屋に聞くと、この界隈では、初めてだと話していた。これには、健二も興味をもってパソコンの入門の本を買い夜遅くまでパソコンの使い方を勉強し実際にパソコンを使いインターネットを楽しんだ。


 やがて2001年が終わり2002年を迎えた。アメリカのブッシュ大統領は、2002年1月にイラク・イラン・北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しし、世界平和に対する脅威と人権抑圧を続けているとして非難した。


 特にイラクは1991年の湾岸戦争後、フセイン政権は経済制裁を受けながら核開発疑惑に対する国連の査察を拒否しているとして、査察受け入れを強く要求した。


 一方のイラクのサダム・フセイン大統領は、湾岸戦争後国内の反対勢力を厳しく弾圧し、ますます独裁権力を強めた。大量破壊兵器の開発を口実に2002年7月、ブッシュ大統領は「イラクは排除されなければならない」と宣言。


 核査察の拒否が国連決議違反にあたることをその理由とし、パウエル国務長官が盛んに国連の場でイラクを糾弾した。2002年11月8日「国連決議1441号」が採択された。


 その結果「1週間以内の査察を受け入れと30日以内にすべての大量破壊兵器に関する情報を開示」など、厳しい条件がイラクに提示された。サダム・フセイン大統領は、しぶしぶ査察受け入れを表明、査察団を受け入れた。


 2002年9月26日、朝、鮫島さんから電話で、ヤフー株が、また2分割したと連絡してきて、信じられないと興奮し、小山田さん、あなたは、本当についていると言った。


 そして、成績も兄たちを越えた。高校3年、2002年冬の一斉テストでも3位。予備校の先生と面談し橫浜市立大学医学部を受験したいと言うと今の成績で75%の確率で、80%越えたら確率高いと言ってくれた、


 また、私立大学をどこにするか決められないと言った。兄たちが橫浜国立大学に入ったので、近い場所の私大理工学部も受験したいと訴えた。すると橫浜北部にある日吉の慶応大学理工学部が良いと教えてくれた。


 これで、姫子の心は決まった。やがて、2003年となり、いよいよ、姫子の受験の年となった。直ぐに、橫浜市立大学医学部と日吉の慶応大学理工学部の受験手続きをとった。


 慶応大学理工学部の受験日が2月12日、発表2月22日、手続き3月12日までだった。次に、橫浜市立大学医学部、受験日2003年2月25日,26日、合格発表3月8日、手続き3月13日までだった。


 今回も母が一緒について行くことにした。2003年2月11日、朝12時に家を出て新幹線で新横浜に17時着きタクシーで日吉の慶応大学理工学部の近くのホテルにチェックした。


 夕食後、22時には床についた。翌朝、8時半に、試験会場に入り、リラックスするよう、軽く体を動かし、深呼吸し、試験会場に入っていった。しばらくして、終了の合図後、出て来て、思った通りにできたと姫子が笑顔で話した。


 その後、昼食をとって、新幹線で18時過ぎに、自宅に帰り父に思うとおりにできたと伝えた。軽く夕食と取り、22時前には床についた。受験日発表の2003年2月22日、早朝の新幹線で岡山を出た。


 そして、昼前に慶応大学日吉の校舎の合格発表の掲示板を見て、受験番号を確認でき合格を確認。直ぐに電話で、この結果を報告した。その後、大学の学食で昼食をとり18時過ぎに岡山に到着した。


 そして合格の祝いのご馳走を買ってきて食べた。2日後の2月24日、10時、姫子は母と共に新幹線で新横浜に15時に到着。そこで橫浜線に乗り変え橫浜駅で京浜急行・快速特急に再び乗り換え金沢八景駅に到着した。


 そこから徒歩5分の橫浜市大医学部附属病院に着き、病院の外観と玄関から入り、大学病院の総合受付を見て回った。その後、橫浜シーサイドラインで産業振興センター駅に降り、橫浜テクノタワーホテルに入った。


 翌日、朝8時にタクシーをお願いして、海が見えるホテルの素敵なレストランで夕食をとりながら、橫浜市大病院の近代的な建物、規模の大きさについて姫子が、興奮したように話した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ