雨の日は歌いたくなります。
掲載日:2019/05/01
雨の日は歌いたくなります。大きく開いた傘いっぱいに、雨だれがパラパラと当たっているのが、なんだか一つのパーカッションみたいに思えてくるからです。
雨の日は歌いたくなります。降り注いだ雨があつまって、水浸しになった地面を靴でぴちゃぴちゃ歩いて、なんだかコールしたらレスポンスしてくれるようで。
雨の日は歌いたくなります。雨傘の中で楽しく歌ったら、色んな水の音が一緒に聞こえてくるのが、なんだか世界と一つになって讃美歌を響かせているようで。
雨の日は歌いたくなります。思いっきり傘を放り出して、服をびしょびしょに濡らしながら歌えば、なんだか私が主役のワンマンライブを開催しているようで。
雨の日は歌いたくなります。一人で歌うのもいいけれど、狭い傘のなかであなたと一緒に歌うのが、なんだかこれが幸せの形なんだって心の底から思えるから。




