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兜の将軍と亡国の姫と補佐官と  作者: きりんのつばさ
10/15

朝はおきまりの

さて今日はおきまりのアレを

「もう、朝・・」

・・なんか久しぶりにぐっすり寝た気がした。

時計を見ると朝の6時半になっていた。

「ラウラ〜起きた〜」とリセが起こしに来た。

「うん、今起きたよ。それにしてもリセは早いね」

私はまだパジャマだというのに、リセは既に軍服に着替えており、身支度も出来ていた。

「いつもの事だよ。いつもネルフェ様によば・・起こしに行っているからね」

・・なんか変なフレーズが聞こえかけたよ?

「そ、そうなんだ・・ネルフェ様は?」

「今はお庭で素振りじゃないかな。ほら外を見て」

と外を見ていると、兜を被ったネルフェ様だろうか、刀をもらって素振りをしていた。

「ああ〜素振りしているネルフェ様かっこいいな〜私あの刀になりたい」

・・何にも聞こえなかった事にしよう。

「あ、そう言えば朝ごはんは7時半だから、それまでに準備終わらせよう〜さあさあ脱いで脱いで」

「あ、ちょっとまっ‼️」と私の抵抗も意味をなさずに上を脱がされた。

「うわ〜ラウラ、肌綺麗〜そして柔らかい〜‼️」

「ちょっと何してるの⁉️や、やめ」

「ええ〜やだよ。こんなプニプニの肌なんかなかなか触れるものじゃないよ⁉️」

「何を力説しているの⁉️」

「良いではないか、良いではないか〜‼️」

と彼女は触るのをやめない。

「やっ、んん・・はぁっ」

ガチャ

「こら、リセ何をして・・」

と運が悪い事にネルフェ様が扉を開けてしまった。

「あっ・・」

「あ」

「あらあら」

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

「失礼した」

ガチャ

「ちょっとネルフェ様⁉️」

「何も見てない‼️てかリセは何をしている⁉️」

とネルフェ様がとても焦っていた。

「私はラウラの着替えを手伝っていただけです〜」

「ならなんでラウラの肌を揉んでいた⁉️」

「って事は私の着替えを見たんですね?」

「しまった‼️」

「うわ〜ネルフェ様、酷〜い‼️乙女の裸を見たんだ」

「てかリセのせいだよね⁉️」と私が抗議すると

「あれは事故。誰もが悪くない。悪いのはネルフェ様。とりあえず男のせいにしておけば万事収まる」

「・・ほぅ、リセさんや」

とネルフェ様の声がワントーン下がった。

「あ、あれネルフェ様・・?」

とリセも調子乗りすぎた事に今気づいたのか、慌て始めた。

「・・・リセ、今日留守番」

「そんな〜⁉️私の生き甲斐を‼️なんて殺生な」

「てかお前にも責任あるからな?」

「確かにそうだね、リセ?」

「ラウラまで・・うわ〜ん‼️」


リセの処遇

本日、邸にて留守番&庭の草むしり



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