恋への変化 -Galanthus nivalis-
スノードロップ(待雪草)の花言葉は「希望」「友情」「恋の最初のまなざし」
友情と恋と。
それは両立できるものか否か。
――片方が恋心を抱えたまま果たして友情は成立したままでいられるのか。
――初めて人に恋をした
恋をするというのがこんなにも愛おしく
そしてこんなにも辛いと言う事に初めて気が付いた
友情と言うものは不変のもので
男女の間でも変わらない友情ってあるんだなと
漠然と思っていたし
彼は今もきっとそう思っているのだろう
恋の芽吹きは
残雪の中から花開くスノードロップのように
唐突で、だけど今の私にとってはとても大切なもの
私にとってはこれが初めての恋
こんなに胸が高まって彼の顔すらまともに見られなくて
突然胸が詰まって喋れなくなることもあるけど
そんな私と彼はまだ友達として付き合ってくれる
本当はもう一歩だけでも、関係を進めたいのだけれど
春になれば花開くスノードロップ
私に春は来るのでしょうか
何分これが初恋だから胸に燻るこの気持ちをどうしたらいいか分からないけれど
――願わくばこの恋が実りますように
※スノードロップはその白色から死に装束を連想させることとある逸話から「死」という花言葉を持つ場合があります。
人に贈る場合「希望」と組み合わせて「死を望む」と言う意味を有してしまう可能性があるため、贈り物としてチョイスするのは各自の裁量に基づくものとします。