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勇者が勇者パーティから追放されました ー王国の勇者から民衆の勇者として旅をしますー  作者: ぶっくん


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第3話 追放の真実

「本当の理由を聞かせてくれ」

レオンは羊皮紙から目を上げ、一人一人の顔を見つめた。


長い沈黙の後、最後尾にいた賢者アルバート・ワイズマンが口を開いた。

彼はこれまで最も沈黙を守っていたメンバーだった。


「……王宮からの圧力だよ、レオン」

アルバートはため息をついた。

「君があまりに民衆の人気を得すぎた。最近の世論調査では、次期国王候補として君の名前が挙がるほどだ。これは王国の貴族たちにとって都合が悪い」


「そんな……」

レオンは言葉を失った。


「セレナの神殿も同じだ」

アルバートは続けた。

「民衆が『生ける聖人』と呼ぶ君の存在は、神殿の権威を脅かしている。エルヴィンの家系は、君の名声が彼の家門の栄光を曇らせると考えている。リリスのギルドは、君の正義感が彼らの『仕事』の邪魔になると」


すべてが繋がった。データ分析も、戦闘スタイルの不一致も、すべては表向きの理由に過ぎなかった。


「では、君は?」

レオンはアルバートを見つめた。


「私は……」老賢者は目を閉じた。

「私はただ、このパーティが解散するのを見たくないだけだ。君一人の犠牲で全体が保たれるなら……それが最も合理的な選択だと判断した」

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