煙
「英志くんって歳上好き?」
「ぶほっ!急にどうしたの金城くん?」
「なんか、ナツさんと居ると気まずそうだったから」
「そんなことは…あるね」
「…逆か!歳上が英志くんに寄ってくるのか!」
「どうしてそう思うの?」
「だって、逆ナンしたら釣れそうだから」
「…」
もしも願いが叶うなら…
学生時代からの腐れ縁。
仲が良いが、くっつくことはない関係。
20歳になって、バカみたいに酒やタバコをやった。
大学を出てからは、別々の企業に就職。
たまに連絡を取っては、共に飲酒とタバコを吹かしながら、くだらない話をする。
…先に結婚したのは向こうだった。
仕事は続けるが、酒タバコをやめてしまった。
会う度に、羨ましいと言われていた。
…子供を授かったという。
自分のことのように喜んだ。祝ってあげた。
喫煙所でタバコを吸う自分を、外から見られていた。
……仕事を辞めさせられたらしい。
業績が良い彼女は育休を取った際に、上司の嫌がらせで会社から追い出されてしまった。蓄えがあるから、痛手ではないと彼女は言ったが、オレはそいつを許せなかった。
…出産した。
元気な女の子を産んだ。彼女によく似ている。
子供を育てることに専念すると言った。
オレは吸っていた銘柄が無くなって、少しイライラしていた。
……彼女がまた、タバコを吸うようになった。
旦那が事業に失敗してしまい、彼女が代わりに働くようになった。
元々要領のいい彼女は、すぐさまトップに返り咲き、成功した。
互いに吸っていた銘柄が無くなったことを、嘆きながらも笑い話として思い出を語る。
………彼女はガンになっていた。
「よう…」
「よっ!暇なのかい、チミは〜?」
「暇じゃねーよ。早番で近く通ったから、寄っただけだっつぅーの」
「え〜?素直じゃないにゃぁ〜?」
「…家ん事はどうなんだ?」
「仕事は旦那に任せてるよ。そもそも会計士を無理矢理営業やらせるのが、あったま悪いっての!金銭面大丈夫よ?娘も『ママが居ないから、部屋臭くない』って喜んでたわ。ちょっとした強がりかもしんないけどね…」
「…そうか」
「ねぇ!屋上行きたい。連れてってくれる?」
「割と寒いぞ?」
「へーき。ベッドに居ると、苔生やしちゃうもん!」
彼女と共に、病院の屋上へ向かった。
「うーん…気持ちいい風…」
「ほんとかよ?めっちゃ寒いぞ?」
ポケットからタバコを取り出し、火を点ける。
「今って、喫煙者に優しくないよねー。やれ喫煙所で吸えだの、電子タバコにしろだの…吸いたいもん吸うっての!映画で出てくるぶっとい葉巻とか」
「あーいうの、日本じゃダメなんじゃないっけ?」
「知らん………1本ちょーだい?」
「ダメに決まってんだろ!?末期なのによー…」
「いいじゃんいいじゃん!最初で最後の1本にしたいからさー」
「…」
仕方なく、タバコを1本差し出した。
「あんがと」
「今ジッポ渡すよ…」
「要らないよ?」
「えっ…?」
彼女は無理くりネクタイを引っ張り、オレが咥えていたタバコで火を点ける。
永遠だった。
「げほっげほっ…!シガーキスってやっぱ恥ずいし、咽せるね!…ゲホッ…!やんじゃなかった…」
「お前…」
「あっ!今、変なこと考えたでしょ〜?勘違い男くんはサヨナラ。負け組なんだからさー」
「ひっでぇーの」
「あはは………」
助けてあげたい。
でも、オレには何もない。
人よりベビースモーカーってごとくらいだった。
公園で休んでいるとき、※※※が近づいてきて…
「アンタの願い、叶えてやるよ」
オレは願う。
「いいぜ!でも対価はあるぞ?了承できるよな?」
もちろん。覚悟の上だ。
オレは世人になった。
「よしきさん、本気ですか?」
「…」
「百歩譲って、主水にやらせるのは分かりますよ?ですが、東君を戦わせるのは彼との約束をやぶっているのでは?」
「東はできることをやると言った。望む筈だ」
「正義感を利用して、人殺しをさせる気ですか?」
「…」
「彼の事情は、極めて救いようのある事例です。先の戦いでも、殺さずに撤退しています。俺は、東君に仕方ないという理由で殺しをさせるのは反対です」
「それはお前の望みだろ?全ての判断を東に任せようじゃないか」
「…手を汚すのは、俺とアンタだけでいいだろ?」
「必要であれば、金城を使うまでだ」
「テメェ!!!」
「やけに感情的だな?」
「死なねえ兵と核手に入れて戦力はトップクラスってか!?ふざけんじゃねぇ!!!ガキを大人の事情に巻き込むんじゃねぇよ!…アンタの思想なんかの為に…!!!」
「…俺の意思ではない」
「だったらなんなんだよ?」
「………植野はどうしてる?」
「…金城君に釘刺されて、落ち込んでいます」
「だろうな…宇津井、調べて欲しいことがある」
「…何をです?」
「強盗事件だ」
「強盗事件?」
「覚えている筈だ。この前、我々を監視したヤツが…」
「まさか…!?」
「時は待たない。我々2人でそれを調べる。東と植野に試練を与える。わかったな?」
「………わかりました」
「それと牧野が帰国する情報が入った。植野には伝えといたが、東にはお前から頼む」
「牧野が…帰ってくるんですね…」
「状況に応じて牧野を優先する。いいな?」
「牧野…どうしてオマエは………」
2024/4/24 am7:06 東家
「いやぁ〜、唐突にお邪魔して申し訳ないですぅ〜。食事とコーヒーまで頂いてしまって…」
「いえいえ〜、いつも英志がお世話になっております。マネージャーさんがこんな若いだなんて、ちょっとびっくりしました〜。うふふ」
「し、失礼だが!おいくつかな?」
「今年で28になります」
「…事務所にはこんなイケメンだらけなのか英志?」
「ま…まあねー…」
「あらやだお父さん?ジェラシー感じてるの?」
「そ、そんなことは…無いと言い切れる自信がない…」
「お父様、お似合いのカップルだったとお見受けします。告白はお父様の方から?」
「それは!?」
「やだぁ!わかっちゃう?そうなのよー…話せば長くなるんだけどねー…」
「宇津井さん?僕と話があって来たんですよね?僕の部屋で話しましょうよ。父さん?遅刻しちゃうんじゃないの?」
「おっと、もうそんな時間か…宇津井くん。キミとは、あとで酒の場で話そう…意味は分かるね?」
「えぇ、是非に。いってらっしゃいませお父様」
「あなた、いってらっしゃい。英志?別にリビングでお話しても構わないわよ?」
「守秘義務ってのがあるよね、宇津井さん?」
「お母様、申し訳ないが聞き耳を立てられては困ります」
「わっかりました!母は家事に専念しますぅ」
「ありがとうございます。改めて、食事とコーヒー感謝します…」
僕は宇津井さんを掴んで部屋までの階段に引きずる。
(面白い親じゃねーか。毎日楽しいだろ?)
(なんで唐突に来るんですか!?何のために電話番号交換したんすか!!?)
(悪かったって!詳しい話は東君の部屋で話すからよー)
階段を上って、自室に入る。
「東君、学校生活はどうだ?一応1週間は経ったからな、何か変化はないか?」
「正直、いつバレるかヒヤヒヤしてるんですよ!誰かが調べて『あれ?東居なくね?』ってなったらどうするんですか!?」
「朝から声がデカいぞー…」
宇津井さんは僕の部屋を隅々まで確認している。
「…何してるんすか?」
「エロ本どこに隠してるんかなーって」
「殴りますよ?」
「冗談だよ……うん、自宅まで仕掛けてる訳じゃなさそーだな…」
「…?」
「最近、誰かに見られている感じはしなかったか?」
「…外に出てる時、視認されてるのは感じてました。正体はわかりませんでしたけど、それがさっきの話と関係あるんです?」
「島津プロダクションは俺と秋雨で根回ししといた。事務所行って『そんな人居ません』なんて言う奴はいねーよ。特に秋雨の圧がヤバかったけどな…」
いいのかな?犯罪じゃないのかなぁ?
「秋雨さんは仲間になったんですか?」
「仲間というか協力関係だな。監視の件は…よかったな?記念すべきファン第1号だぞ?」
「秋雨さんとは別に…!!」
「その顔、秋雨となんかあったのか?」
やべ。
「ファンって、一般人がですか?それってまずいんじゃ…」
「あ?普通に世人だけど?」
「なんだ世人か…えっ!?」
「問い詰めたら、危害を加える気はないらしい。先週撃退した青海の野郎との戦闘を録画しててな。ナツは大喜びしてたんだと」
「そうなんですね…青海はどうなったんですか?」
「死んだよ。ゴミ処理場で見つかった」
「僕のせいですか?」
「違う。何者かがトドメを刺した。東君が殺した訳じゃない」
「…そうですか」
「実はな、俺とよしきさんも監視されてんだよ」
「さっき話してた人にですか?」
「いいや、別の人間…世人が喧嘩売ってきたんだよ」
「もしかして、宇津井さんと植野くんが戦った相手です?」
「そいつらではないが、クズであることは変わりない。俺が相手すっから心配すんな」
「…」
世人による殺人は多いと宇津井さんから聞いていた。能力を遊び感覚で使うのは、どうかしていると思う。
「それと、近いうちに牧野千児が帰ってくるらしい」
「牧野千児って…天才マジシャンの牧野千児くんですか!?」
「知ってたか…アイツも世人の可能性がある。場合によっては、主水と行動してもらうかもしれん」
「…わかりました」
未だにちゃんと会話をできていない。子供の喧嘩だ。引きずりすぎだよな…
「それともうひとつ…」
宇津井さんは写真を見せてきた。
「この人は?」
「船越黒哉。世人で2名殺害している」
「…」
「隣町の病院に入院していることがわかった」
「入院?」
「経緯はわからんが…申し訳ないんだが、1人で調査してきてくれないか?」
「僕1人でですか?」
「敵意剥き出しの相手を調べなきゃだからな…悪いな」
「謝らないでください。軽く偵察すれば良いんですよね?」
「あぁ、戦闘は避ける方向でいい。近くまで送るよ…あと帰りの駄賃だ」
宇津井さんは財布から2000円渡してきた。
「どうも…」
「学校側には休みの連絡済みだし、終わったらナツの所で時間潰してくれ」
……なんか宇津井さんの様子がおかしい。
「なんかあったんですか?」
「…ふっ、東君は主水と早く仲良くなれっての!金城君と即仲良しになったんだからよー」
「どっちかというと、植野くんが嫌ってますよね?」
「まあな。ボコしたからな、東君は。ワッハッハ」
やっぱり、何かあったのかもしれない…
「宇津井さん」
「なんだ?」
「僕は…できるだけ人も世人も救いたいです。裁くのは個人ではなくて、法だと思ってるので…」
「………その考え、絶対忘れるなよ?」
「はい!」
「んじゃ、行くか」
2024/4/24 am9:18
「いいか?受付には寄らずに3階にある病室を目指してくれ」
「わかりました」
と、返事したものの………
「やっぱ、受付しなきゃ怪しまれるよなぁ…」
入り口から入ってすぐの場所に立ち止まってしまった。
怪しまれないようにするのって、普通の学生には不可能では?迷子か不審人物のどっちかに思われるよなぁ〜。
「…ねぇ、キミ」
ほらみろ。看護婦に話しかけられてしまった。
「船越さんの甥っ子さん?」
「え…?」
「船越さんから聞いてるわ。病室案内するわね」
どうして来ること知ってるんだ?
「なんでわかったんですか?」
「船越さんに昨日言われてたのよ。今日、入り口で迷ってる子が居たら甥っ子だって。本当にその通りでびっくりしちゃった」
「そうなんですね…」
未来予知?能力がそうなのか?
エレベーターに乗り、3階へ…
「あれ?」
「船越さんの病室、7階に移動したの。3階だと思ってたの?」
「え、えぇ…」
「凄いわ〜。船越さん、3階に甥っ子は行こうとしてたから迷子になるかもって…もしかして、占いでもやってたの?」
「…随分前に会っただけなんで、覚えてないですね」
「それもそうか…ガンになって、親族に誰も喋ってないって言ってたし…」
ガン!?
「着いたわ。右の突き当たりの部屋よ。701号室」
「ありがとうございました」
会釈して、言われた通りの場所へ進む。
情報と食い違うことより、相手がガンだったことに驚きを隠せない。
701号室。
この部屋にどんな人間が居るというのだ?
扉を開けると、左手で点滴の吊るす棒を持って、外の景色を見るようにベッドの上に座っていた。
髪の長い男性だった。
「待っていたよ」
「…」
具合の悪そうな顔つきだった。
「積もる話は、屋上で話がしたい。いいだろ?」
引き出しから何かを取り出す。
「タバコ、吸いたいんだ。今日で最後の喫煙をしたいんだ」
「…構いませんよ。お手伝いしましょうか?」
「平気だ。まだ歩ける」
重いような身体は、ゆっくりと確実に前に進んでいた。
僕は再びエレベーターに乗る。
「【占】を使う世人がいてね…キミが来ることを予言したんだよ」
「…ガンは純粋に病気ですか?」
「惚れた女の為に、請け負っただけさ…」
屋上への扉が開かれる。
足早に空の下に向かう船越さん。
タバコに火を点ける音が大きく聴こえた。
「すぅ………はぁ〜………大人って、こういうので生きていることを感じるんだよな。身体に悪いのにな?」
「どうして、能力で殺人をしたんです?」
「人間って不平等だろ?能力が高いやつが、トップに立つのは自然の理だ。でもな、能力が低いやつが高いやつを貶めることができんだよ。酷い話だよな?」
「善人の為の殺しですか?」
「少なくとも、惚れた女は善人だったよ。すぅ………はぁ〜………」
「…僕をどうしたいんです?」
「違う。オレは………」
船越さんは、持っていたタバコの箱を僕の顔目掛け投げた。
「!?」
一瞬の油断は重体の元。
船越さんは吊り棒で殴ってきた。僕はそれを防ぐ。
「野球バットとは、勝手が違うな!」
「やめてください!僕はアナタと争う気は…!!」
片手で口を覆われる。
「保健体育で習ったか?受動喫煙は体に害だって!」
船越黒哉 能力【煙】
主にタバコの煙を操る。
掌の汗孔から煙を噴射できる。
殺害した人間の死亡原因は一酸化炭素中毒。
無理矢理、体内に煙が入る。
「ゲホッ!?ゴホッ!!!」
むせ返って涙が出てくる。
「どうした?この程度で死なないんだろ!?かかってこいよ!」
「ゲホッ……嫌です」
「憐んでいるのか!?ふざけんな、かかってこいって!!」
「できません」
「このっ…!!!」
右手を空に向けて煙を噴射する。
「なら、この病院に居る人間全員殺す」
ゆっくりと床に煙が落ちる。
「そのまま人を見捨てるのか?偽善者め!」
2択だ。
戦うか。
見逃すか。
「………大宇宙破壊光線」
「ッ!?」
煙は光を遮断する。
光の光線は、落ちる煙で塞がれる。
(後っ!!?)
英志は考えた。
拘束すれば、この人は能力を解除するのか?
止めない。この人はそれを望んでいない。
間違いなく、人々を無差別に殺すだろう。
「運命断罪輪…!」
虚をついて後方に回り、相手の左腕を切断。
「くっ………!!!」
英志に振りかざした右腕も、呆気なく切られる。
煙は光を遮ることはできても、光ることを止められない。
床に倒れ、落ちる煙を見る。
「…トドメ、刺せって」
「能力を解除してください!別の病院なら、アナタを…!」
「もういいんだって!」
罪悪感。
「大人になってもよ、何の為に生きるかわかんなくなるんだよ…惚れた女の為に病気無くして、最低な上司殺して!そのあと何が残る?…なんもねーよ。力なんか譲り受けたって、偉業なんかできっこねぇ!!殺してくれよ…死なせてくれよ…頼むよぉ!!!」
罪悪感。
東英志が受けた力は、人を殺す力。
ここで判断しなければ、間違いなくきっと………
人殺しを肯定しなければならない
2024/4/24 am10:11 病院屋上
「東、帰るぞ」
「…霧島さん」
雨がポツポツと降っていた。
「あとは掃除屋に任せろ。風邪をひくぞ?」
船越黒哉の死体を見る。
絶望に淀んで流した涙なのか、雨なのか判別できない。
「霧島さん」
「どうした?」
「僕がやったことは正しかったのでしょうか?」
「…」
「世人も助けたい、そう思ってます。死にたがりを死なせるのは救いでしょうか?」
「…正義は勝ち残った者しかわからない。民衆が決めることでもない。義は己が信じるものだ」
「よくわかりません」
(完成したな。能力ではなく、出血多量で死なせたが、今後において東は更に強くなる。傑作だよ、東)
「ナツももうすぐ来る。メンタルがキツいなら診てもらえ」
「大丈夫です。1人にさせてください」
「…わかった」
2024/4/25 pm4:48 学校
「英志くん、最近元気ないね?」
隣の佐々木さんが声をかけてくれた。
「そう、かな?…色々あってさ…」
「体力的じゃなくて精神的?」
「そうだね…目の前で人が死んだってシーンの練習をしたんだけど、よくわかんなくって」
「………英志くんって、私の兄ちゃんの話知ってたっけ?」
「お兄さん居たんだ、佐々木さん」
「うん、居たよ。10年前に亡くなったけど」
「えっ…!?」
「もうすぐ7才ってときに死んじゃってさ…私双子だったの。兄ちゃん、悪い病気私から全部盗んでさー…今の今まで病気無し!」
「そうなんだ…」
「演技とかは知らないけど、人の死ってよくわかんないもんだと思うよ?」
「そうなのかな…」
「東どの〜、いらっしゃいますか?」
「南くん…ん!?」
「アハハ、なにそれ。ちょーうける!」
「誉高きポンチュゲム星人を笑うとは…仕方ありませんねー」
南くんは自作のポンチュゲム星人のお面を被って現れた。
「笑う門には福来るですぞ?東どの笑って笑って〜。アバミンゴス」
「やめてよその動き、腹壊れるって!あっははは」
楽しい日々を噛み締めることが、唯一の救いなのかな。僕にとっては…
お母さん手術、大丈夫だった?
へーきよ
全部除去できたって?
やっぱアタシって幸運だわ〜。アイツにも分けてあげちゃいたいわ!
…浮気?
何言ってんだ!昔の同級生だろ?
そうそう、アイツ幸薄いからさー。幸せ分けてやんないとウサギみたいに孤独死しちゃうよー
ウサギは孤独死しないよ?
そうでした。ウサギにちなんでニンジン食べようか、みんなで
…
まだ食べれないのかよ!旦那よ、キャロットミサイルだ!いけぇい
ぶーん
やめてよ、お父さんお母さん…
最後までご愛読いただきありがとうございます。
早めの更新を心がけていますが、無理なもんは無理です。
それでは待て次回