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獣と人・絆の儀式  作者: 佐井 愉遜
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いっぬ、人を攫う

久し振りに書いてみたのですが適当です

少年兵がひきずられていったのは山の麓からやや奥の土がシットリとしており一条の湧き水が流れている場所だった。


―ズパンッ!―


 !!!!!「ゲホッゲホッゲホッゲホッ!」湧き水の溜まり場に顔を突っ込まれ呼吸が出来なくなったことに驚いた少年は気絶から目覚め急激なむせと水が鼻にも入った痛痒を交互にくらっていた。


 「うわっ!!びっくりした~!!うぐっ」周囲の気配に気付き目に入った生き物に驚いた反動で尻もちをつく。少年の視線の先には四足獣の子供が前足を上げ突っつこうとして突っつけない状態で少年をジト目で見ていた。


「ガウ~ガウ~(案外簡単に覚めた、まぁ落ち着け)」


「ってなんだ驚かせるなよ・・痛つつ・・・子犬にビックリさせられるとは」


「ガウ~ガウガウ」


「うわっ・・・痛てぇ・・ちょっ・・まて・・うぷっ・・舐め・・・るなぁ~~」




子犬ことこの周辺地域に生息しているキングウルフ系の子供・・・オスだとミニプリンスウルフ、メスだとミニプリンスウルフとなるこの子犬は前者のミニプリンスウルフだ。


少年はというと、近隣で起きている戦争の輸送兵として従軍していたが敵対国からの兵站つぶしにより輸送部隊が襲われ荷馬車は焼かれ輸送兵100人はほぼ全滅した。


 少年ことウィンブルグ14歳は隊長の指示通り逃げている最中後ろから追ってきた敵兵に左肩を斬られ倒れた際に木に頭を打ち気絶してしまった、四散した輸送兵が戻ってくることもなくウィンブルグはこの場に3時間ミニプリンスウルフに引きずられること2時間計5時間グッスリだったのだ。


この日から一匹と少年一人の物語がはじまった。

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