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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

小学生が書いた怖い作文

作者: 太宰治



ぼくは帰り道で変な人に会いました。


会ったその日は、一人で下校していました。


なんで一人かっていうと、計算ドリルの宿だいを前日やらなかったので、いのこりでやらされていたのです。


でも、忘れていたわけではありません。実は、その日は弟のたん生日で、家族みんなで外食に行ったのが理由です。


おすし、お肉、わたがし、アイス、とかがいっぱい食べほうだいのスタミナ太ろうという店に行きました。

とてもおいしかったです。


僕は弟に、おかしとかマンガとかを色々買って、100円ショップのプレゼント箱に入れてあげました。


弟はけっこう喜んでくれたのでうれしかったです。


いつもはちゃんと、宿だいはやってるのですが、その日はつい楽しくて、気づいたらねてしまっていました。


だから、いのこりになってしまいました。


それで夕方の四時くらいで、クラスメイトのみんなももう帰っちゃってて、ぼくはし方なく一人で帰りました。


通ってる小学校から10分くらい歩いたら、公園があるんですけど、中をつっきったほうが近道なので、入ったんですけど、そこでコワい人に会いました。


小さい男の子が、公園の、キレイな花畑をあらしていたのです。ねっこから全部ひっこぬいて、いっぱふんだりけったりして、ずっと一人でげらげら笑っていました。


ぼくは、ずっと立って見ていました。


こういうのは見つけたら見つけた自分がちゅう意しなきゃダメだと思ったので言おうと、近づきました。


そして、その人と目が合いました。

かれの顔を見て、ぼくはすごくびっくりしました。


とてもこわくなって、足が全ぜん動かなくて、地面からはなれなくて、心ぞうが速くなって、むねが苦しいきもちがしました。


かれの顔はなんと、子どもの顔じゃなかったのです。


50歳くらいのおじさんの顔をしていました。


まるで、CG画ぞうみたいで、とても気もち悪くて、今すぐにでもにげだしたくなりました。


その人は、ぼくを見て、いきなり大きなさけび声をあげました。



「ああああああ!!!!」

「あああああああああ!!!!」

「あああああああ!!!!」

「あああああああああああ!!!」

「あああああああああああああ!!!」



と、ぼくをずっとまばたきもせずに、目を真っ赤にしながら、何度も何度もさけんできたのです。


足が動いたので思いっきり走って家に帰りました。

ずっとこわくて、泣きながら走りました。


ちなみに、家ぞくには言いませんでした。

思い出したくなかったからです。



次の日、またあの人がいたらイヤだったので、

ほぼ同じ通学ろの、しんやくんといっしょにかえりました。


べつに仲がいいわけでもないけれど、事情を話すとしんやくんは、お前弱虫だなと笑いつつも、オッケーしてくれました。


公園には、また今日もそのやばい人がいました。

今日はアリをつぶして、遊んでいるようでした。


「いた」

「...あぁ、あれは。コビトっていうんだよ」

「きいたことある」

「体だけが成長せずに大人になっていく病気なんだ」

「頭のうは育つの?面たんていコナンみたいな感じ?」


しんやくんは、それは分からないと答えました。


あんな花をふみつぶすぐらいから、きっと頭の中身も子どものまませい長できずにいるんだろう、とボクはすい理したのです。


「でも、あんな風にキモく生まれてかわいそうでもあるよな」


しんやくんは、そう言いました。


ぼくは、さらに考さつをしました。


きっと、自分が他のみんなとはちがいびょう気を持ってしまって、まわりからさけられたりして、そのイライラから自ぼう自きになって、あんな事をしてるのだろうと。


そうなると、確かにかわいそうに思いました。


でも、かわいそうと思うのは、ぼくが今げんざい、不自由なく生きられているからなのだなと思います。


ぼくい外がみんな、かれのようなすがたになれば、きっとぼくが、さげすまられるのだと思います。


かれは、何も悪いことはしてない。めいわくをかけているわけでもなかった。それなのに、ぐうぜん失ぱい作として生まれ、まわりのひなんのせいでこんなひ行を走るまでにストレスがたまってしまった。


きじゅんがあるからこそ、きみょうなたいしょうに対して、い和感が生まれるという事は、し方がないことです。


ですが、そんなきみょうな人間にたいしても、やさしい目を向けて、ふつうの人間と同じようにせっすることができる人間がふえてくれたらいいなと思います。


誰かが。たとえばあなたが


手をさしのべればいいのです。





ぼくは絶対嫌だけどね(笑)だってそんな奴とつるんだら、自分もそいつと一緒に忌避されるよ。

わざわざ世間のゴミなんかと仲良くなってなんのメリットがある?なんもねぇよ。


ひどいと思った?最低だ。と思った?

ふーん。


じゃあお前が代わりにやれば?笑

って話だよね。


え?偽善作文?他人任せ?


みんなそんなもんでしょーが。


なんでこんな捻くれた文を書くんですかね。

自分でもわかりません。

良好な人格形成が出来なかったのでしょうか?

なんて。


みんなとなんら変わらない一般市民。



障害者は燃やせ!!

老人達を大量虐殺しよう!

そうだ、そうだ!!不快感を与える存在者は

全員殺せばいいんだよ!!


大袈裟な表現ですが、まぁだいたいそんな感じのことをニュースを見た父親が言っていました。税金がどーとか、関連付けて。



世の中、悲しいですね。


これが事実ですよ!

ゴミ屑の皆さん!とっとと消えな!









というのを小学生の弟が作文に書いてました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 頭の中をゴチャゴチャにされました。
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