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第九話 その名はレッカ!
「行って」
「うん」
烈太は少女を逃がす。
『ストリームは気にしなくていい。コードネームは、レッカだ』
インカムを使ってディリハが言う。
「分かった。俺はいや、わたしは魔法少女レッカ。お前のような歪んだ魔法少女を倒しに来た!」
烈太は魔法少女としての名前を聞くと一人称を女性風にしてステッキをつきつけた。
「レッカ、やっぱりストリームとは違うんだ。でも邪魔をするなら………行って、ジャスミン!」
魔法少女はクモに命令する。
「ジャスミン?あれがかよ」
レッカはクモの名前に驚いた。
「どう?可愛いでしょ」
「意味わかんねえ」
彼には魔法少女の美的感覚が分からなかった。
クモの口が開き糸が出る。
「くっ」
彼はバッと糸を交わす。
「はあぁぁ」
ステッキから出した炎を糸に向けて振るった。糸は炎にあっけなく焼かれる。




