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第八百九十八話 ワンオブセブンの特訓③
「ほらほら、三人じゃ足りなくなって来たぜ?他の連中もいいのか?」
隆が煽ってくる。
「いいだろう。その挑発乗った!」
シッコクは魔力で出来たナイフ投げた。レッカを攻撃した直後を狙った速く多いそれは全て命中する。
「はい、レベル3」
さらにドランバのサイズとスペックが上がった。
「ケケーッ!」
ドランバは飛び蹴りをシッコク目掛け仕掛ける。
「標的まで変えてきたか。だがそれでは…………速い!」
シッコクはナイフを放とうとした手を止め横に転がる。
「ぐあっ!」
衝撃がシッコク達後ろにいた四人に当たる。
「馬鹿にしやがって!」
ガレイアはドランバ目掛け凍結弾を放った。
「コケッ?!」
ドランバは足を滑らせ転んでしまう。
「もらった!」
刀葉は魔力の斬撃でドランバを真っ二つにした。
「さっすがは皇女様を倒せることはある。レベル4だ」
今度のサイズは一般的な一軒家の二回分だ。




