第八十五話 因縁の魔法少女
研究所に警報が鳴り烈太達はモニターに注目する。隆が操作して映像を映す。
「お前、そんなことも出来るのか」
烈太が隆に驚く。
「まあな」
映像ではピンクの魔法少女がドラゴンを操り人々を襲っている。
「あ、あれは……………!」
その少女を見て流河は息を飲んだ。
「どうしたんですか?」
祐子が彼女を案じる。
「今回はわたしだけで行く、烈太はここにいなさい!」
「え、ちょっとお姉さん?!」
流河は戸惑う祐子を他所にワープ装置に向かう。
「と、とりあえず座標はと………」
ディリハの指示した場所に隆が流河を転送する。
「わけが分からないわ」
「詳細は省くがやつは流河くんの因縁の相手にして魔法少女になるきっかけとだけと言っておこう」
戸惑う祐子にディリハが説明する。
「最初に戦った相手ってこと?」
「そうとも言うな」
ディリハは祐子の推測を肯定する。
「ていうか烈太、さっきから黙ってるけどどうしたのよ」
「あ、いやなんでもないよ。大丈夫」
「そう?」
祐子が烈太に声をかける。烈太は大丈夫と言ったが竜使いの魔法少女からなぜか目を離せなかったのだ。




