第八十話 二人目のハルピュイア使い
「アハハハ!やっちゃちゃいなよエミリー!」
魔法少女がハルピュイアを使い街の人々を傷つけていた。
「ハルピュイア?てことはあれもハルピィ? 」
「あのハルピィさんの仲間かしら」
近くに転送されたレッカと祐子が言う。
「ストリームが一人で戦ってる時もあったよ。彼女らはチームで動いていて使い魔の種類は同じそうだ」
ディリハが二人の疑問に答える。
「キィィィィィィ!」
そこへ魔弾が連続で発射されハルピュイアを撃ち落とす。
「え?いったい誰が………」
あまりに突然なことに魔法少女は言葉を失う。落ち着くと目を横に振り犯人を探す。いや、探す間もなくそれは現れた。
「魔法少女レッカ、その炎で悪しき者を焼き尽くす!」
レッカが口上と共に名乗る。
「レッカ、ですって…………!?あたしはついさっき変身したばかりなのに、どういうこと!?」
あまりに早いレッカの出現にさらに魔法少女は戸惑う。
「理屈はいい、お前はこの街の人々を傷つけた。だから倒す、それだけだ!」
レッカは魔法少女の足元で倒れる人々を見ると彼女を睨みつけた。
「それはいいわねえ、あたしもリーダーの敵討ちしたかったし」
魔法少女はニヤリと笑う。
「あの人、リーダーだったのか。にしては若いな」
「魔法少女ということだから部隊長のリーダーも若いのだろうね」
レッカが自分達と知るハルピィの立場に驚きディリハが理由を分析する。




