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第七十八話 魔法少女を作ろう⑤
レッカは研究者の魔導システムの実験室にてスティックを振るう。また、スティックを剣に変形させたりマシンガンを撃ったりする。
「ねえ、解散にするんじゃなかったの?」
それを観察する祐子が言う。流河と隆は帰った、だがレッカと祐子だけは残ったのだ。
「解散は解散だよ、でも帰るとは言ってない」
「で、何か掴めたの?」
「さあ?さっぱり」
レッカは諦めた表情で腕を広げる。
「なんだ、結局分からないじゃない」
祐子の言葉にレッカはムスッとして烈太に戻る。
研究所を出て二人で歩いているとディリハから着信が来た。
「魔法少女が出た、行ってくれるかい?」
「分かった」
烈太は情報を得ると頷いて通話を切る。烈太が探知出来ない距離の場所に魔力が現れたのだ。
「敵?ならあたしも行くわ」
祐子が様子を察して言う。
「なんで?必要ないでしょ」
烈太は祐子の言葉が分からない。




