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第七百六十七話 ロンとシェヘラザ、ハーメイ邂逅②
「正解じゃ!はっはっは!流石は勇者とやらは違うのう」
ロンは愉快に笑った。
「ということはあなた、いつぞやの氷女ね」
「まさかあなたまでその位置に立つなんて、とんだパニックよ」
トリマリィとコレンがロンの隣の女を思い出した。
「悪かったな、あたしみたいなのがお前らの味方で」
ガレイアはバツが悪そうに言った。
「ふっ。ま、気にするな。お主はこのロンのお付きである、誇りに思え」
ロンはガレイアを励ます。
★★★★★★★★★
しばらくしてレッタ達高校生も現れる。
「あんた、誰?」
祐子達はロンとガレイアを認識出来ない。
「こんな人どっかにいたような……………」
レッタも首を傾げる。
「いや、えと………誰だっけ」
隆も思い出そうとするが駄目だった。




