表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
762/1278

第七百六十二話ロンとガレイアとブティック②



「なんですかこれは…………」


ガレイアは着替え終えると白いフリル付きのシャツに薄い青のロングスカート、足はベージュのサンダルというあまり慣れない姿に戸惑う。


「なにを言う。十分似合っておろうに」


ロンはニヤニヤと彼女の姿を見つめる。


「なんていうかこんな長いスカート普段履かないんですよ、肩もひらひらしてるし………」


ガレイアは慣れない服の特徴を上げる。


「はっはっは!これは愉快愉快!軍人というのはこれだから面白いやつじゃ!」


ロンに盛大に笑われガレイアは顔をりんごのように真っ赤にする。


「すまんすまん、せっかくじゃしそれ買ってやるわ。他にも何かないか?」


ロンは大して気にせず続ける。


「別にいいですよこれくらいで」


ガレイアはむっとしたまま答える。


「なんじゃ、味気ないのう。それでは男の一人も寄ってこんぞ?」


それを挑発と受け取ったのかガレイアは手当り次第に試着し籠に入れていく。


「よいよい、中々面白くなってきたのう」


ロンはこれまた愉快そうに彼女を眺めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ