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第七百五十五話 ロンと謎の一団



「魔獣ねえ」


緑のクリーチャーは呟くと三角形のパーツを複数使い次元の穴を作る。穴は全部で三つだ。そこから黒いドラゴン、オレンジの武装を纏った女、青い魔法少女が現れる。


「今度はちゃんと地面があるわね」

「別に変身すれば関係ないがな」


青い魔法少女とオレンジ武装の女が言う。緑のクリーチャーは先ほども同じ技を使ったが地面と離れた場所に出現させたため落ちるところだったのだ。


「おい、幼馴染はどうした」

「めんどくさくなるから放置で」


クリーチャーはドラゴンに答える。


「ふ、ふふふふ増えた!?なんじゃ汝らは!?」


ロンの戸惑いは増すばかりだ、退こうとしたが壁にぶつかってしまう。


「なるほど、探し人はあっちか」


クリーチャーはガレイアのいる場所を探知した。


「は?ガレイアの場所が分かったのか?何者じゃ汝」


ロンは戸惑うばかりだ。


「連れてってあげようか?」


「怪しいんじゃが………」


その誘いにロンの顔が歪んだ。


「一人で行くなら方向はあっち」


「あ、ああ」


ロンは示された方向に向かった。


「あの手の人は全員悪いやつかと思ったけど違うみたいだな。いや、ほんとさくらがいなくてよかった」


クリーチャーは首を振りながら言った。


「なるほど、用心深いな」


ドラゴンが言った。


「あの女、あいつが傷つけられたと聞いてすこぶる怒っていたからな」


オレンジ武装の女が言った。


「え、つまり間違って錯乱させてたかもってこと?」


青い魔法少女が震えながら言った。



彼らはまた別の誰かと出会うがそれもまた別の話である。

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