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第七百五十話



「ぐおおおおお!」


ネクロデッドキングは剣で耐えるが余波を鎧越しに受ける。ダメージはそれほどではないがさらに威力が上がれば脅威となろう。


「やったのか!」


ロンは勝利を確信する。


「そいつはフラグってやつじゃねえか?」


そのことで隆はむしろ生存を懸念した。


ネクロデッドキングは彼の予想通り体勢を整えた。


「おいおい、冗談だろ。あれで動けるのかよ」


ヴァーミリオンドラゴンが相手の状態に驚く。


「ふん!」

『うわぁぁぁぁ!』


キングの大振りな魔力斬はユウカ達三人の防御ごと退かせた。


「中々に楽しめた、また会おう」


キングは紫の竜巻を自らの周りに起こした。


「そんなことさせちゃだめだ!」

「ああ、逃がすかよ!」


アマツカとヴァーミリオンドラゴンが駆ける。だが竜巻に攻撃を加えた時にはすぐにそれは収まりネクロデッドキングも消えていた。

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