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第七百四十二話 伝説の勇者?天使とドラゴン
「いつつつ…………ここ、どこ?」
「どっかの城じゃね?」
天使とドラゴン痛みを堪えながら立ち上がる。
「あの、アマツカさんとヴァーミリオンドラゴンさんですよね!?」
雷葉は興奮しながら二人に名前を尋ねる。
「まあ、間違っちゃいないけど…………」
「ま、伝説の勇者と言えば俺たちMギアブレイバーだからな!」
戸惑う天使をよそにドラゴンは装備したクローで自分を指す。
「Mぎ、誰だっけ?ウィザードマテリアルで聞いたぽいんだけどなあ…………」
レッタは頭を抱える。
「Mギアブレイバー!確か魔界を救ったとかいう伝説の勇者だよな!」
「お、お前も知ってんのか!俺たち有名だぜ!」
隆に言われドラゴンは天使の肩に手を置く。
レッタはなぜ隆がそんな細かいことを覚えてるのか分からなかったが自分よりもオタクだからかと推測した。
「いや、ぜんぜん分かんないけど。なんで有名なの?」
天使の方は戸惑うばかりだ。
「待て、またなにか来るぞ!」
ミカゲが言うと天使とドラゴンの顔が険しくなる。




