第七百三十八話 グダグダ連合軍の連携
「フォー」
同じバットゥルエンのコレンが、周囲の仲間たちが彼女を見る。自分達の浅はかさに言葉が出なかった。
「ふっ、あなたなら楽しませてくれそうね!」
リファは竜巻をトーリアに放つ。
「させません!」
トーリアとコレンが音波で迎撃した。しかし相手の攻撃を相殺できず二人とも吹き飛ばされてしまう。
「よくもあいつらを!」
「許せない!」
リランとシェミィも竜巻を放ち攻撃するが回避されてしまう。
「遅い!」
『きゃあ!』
リファは別方向から竜巻を放った。
「遊んでる場合ではないな!」
モンツレはレッカを召喚して攻撃を仕掛けた。それはレッカフェニックスソードを持った魔獣武装形態だ。
「くっ」
リファはムチを魔力で固くして耐えるが相手の方が力は上だ、一旦距離を置くことにした。
「がはっ!」
別方向から魔弾を受けて相手を確かめるとハルースがいた。
リファは食らうまで存在さえ気づかなかった。なにをしたのかと戸惑う。だが姿さえ見えれば狙える、竜巻を放った。
「はっ」
だがそこへハレイが割り込み風を吸収反射した。
「はあーーーーー!」
リファは彷徨と共に多量の風を放ちハレイの風を押し切りハルースごと飛ばした。
「ふふっ、楽しませてくれるっ、じゃない!」
レッカの剣を受けながら笑う。




