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第七百三十四話 リファ・トラウンと神鳥シームルグの魔法少女の力②
「きゃあっ!」
リファは自らが発したはずの竜巻に囚われビルにめり込んだ。
「くっ、流石は高スペックアイテム。ならわたしもピッチを上げようかしら。超マジカライズ!」
リファは警戒心を高め強化変身する。
「させるか!」
「撃って!」
モンツレやハルース達が強化変身を防ぐため魔弾を撃つ。だがドラゴンが高速でとぐろを巻いて防御した。
強化変身が完了し胸に装着された頭を中心にドラゴンの鱗の意匠が反映される。
「変身中に攻撃なんて野暮なことするじゃない」
リファはそう言うと姿を消した。
どこから来る、ハレイは魔力を辿った。
「そこ!」
右斜め下方に竜巻を起こす。だがリファは魔力をまとうとその竜巻の中を突っ込んで来たのだ。
そんな、ありえないとハレイは驚愕した。
「ちっ、テッペキ召喚!」
モンツレはハレイに体当たり、場所を入れ替えるとドレスの写真部分からテッペキを召喚した。テッペキの盾はリファの拳を難なく防ぐ。




