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第七百二十三話 YUGO-YU-KAソードマスターフォーム③


『どういう………………がはっ!』


キングビートルはそんな可能性という疑問を出すと後ろから水のナイフが襲った。殻のない無防備な部分には深々と刺さっていく。その数は多くユウカから手を離し膝をついてしまう。


「そんな、俺たち………負けるのかよ………」

「ありない、認めてたまるか!」


オオヅノ男とクワガタ男は窮地に悔しがる。


「そうだ、認めるわけにはいかない。認めるならば…………」


リーダーの言葉に二人の意識も一つになる。キングビートルは胸に魔力を溜めていく。


ユウカは何をする気だと警戒する。


「なんか不味くない?」


「動く前に倒す!」


祐子が言うと刀葉は刀を構え一気に振り抜く。


「させるか!」


キングビートルの大砲の弾を弾きもう一撃にて身体を狙う。


だが強靭なキングビートルの手はそれを阻んだ。


『さっきあんなにダメージ与えたのにまだそんな力があるの!?』


ユウカは相手の力にありえないと驚く。


「この魔力量、あいつ自爆する気よ!爆発したらそこのビルどころか半径100キロが消し飛ぶわ!」


オペレーターから観測した魔力量から山芋はユウカに叫んだ。


「自爆っていつかのクモ女と同じこと!?」


祐子はレッカがかつて倒した相手を思い出した。


「確か虫系の魔法少女の中には自爆するやつらもいたわね」


刀葉もかつて自分が倒してきた魔法少女が同じことをして来たのを思い出す。


「そんな連中なんかじゃ比較にならないって言ってるのよ!」


流河は叫ぶと魔法陣を形成し水流を発生、キングビートルを天井の、階の向こうに追いやった。



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