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第七百十六話 リベンジビートル④
打撃と斬撃が壁を襲いダメージを与えて行く。
「これ、大丈夫かしら?壊れない?」
ストリームが心配になる。
「ひとまず時間稼ぎにはなるけど…………あとどれくらい稼げばいいかしら。もしもし」
テッペキはインカムで他の場所に確認を取る。
「このフロアは完了して今三階に行ってる!そこなら思う存分やれるぞ!」
稲荷が太鼓判を押した。
「なら憂うことはないわね。行くわよ二人とも!」
「ええ!」
「しゃあ!」
ストリームがニヤリとして刀葉やテッペキと共に壁の向こうに飛ぶ。
「ほう、等々やられる覚悟がついたか」
「おいおい、ビビってたんじゃねえのかあ?」
ヘラクレス男とオオヅノ男がストリーム達を挑発する。
「あら、以前わたし達にやられたやつが吠え面かくのかしら?」
ストリームもクールに挑発を返す。
「わたし達は負けはなしない!」
刀葉も刀を向けて宣言する。
「いいや負けるさ、俺たちの力にな!行くぞお前ら!」
『おう!』
ヘラクレス男がオオヅノ男とクワガタ男に号令をかける。




