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第六十八話 ハルピィとの決戦②
「お前、なぜ変身アイテムなしで変身出来てる!」
レッカがハルピィに問う。
「あら、これが不思議?わたしみたいにある程度熟練した魔法少女なら変身アイテム無しで魔法少女衣装を呼び出せるの、すごいでしょ」
ハルピィは両腕を広げて自慢する。
「魔法少女………少女?」
レッカはその姿に疑問を持った。
「なにかおかしいかしら」
それは魔法少女ではなく彼女が使役していたハルピュイアと同じ羽毛のある露出度のある衣装だった。人間であると示すのはその肌色と丸い耳のみだ。
「ふっ、全身鳥みたいな格好でよく魔法少女とか言えたわね」
ストリームが皮肉るとハルピィが手を振って風を飛ばした。
「ぐっ」
「スト姉!」
彼女は風によりビルにぶつかる。
「言ってなさい、この力でわたし達はこの世界を取る」
「取らせると思ってるの!?」
レッカがマシンガンを撃つとハルピィは高速で動きつつ身体に当たる弾丸を減らす。そして弾丸は当たることすらなくなる。
「どうなってる!この前より速いぞ!」
レッカが困惑する。




