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第五十五話 壁ドン尋問②
烈太と祐子は烈太の魔力レーダーとそれがハルピィに反応したことを話した。
「マジか………でも昨日の夜は何もなかったんだろ?」
「あ、ああ」
隆の確認に烈太は頷く。ハルピィは魔法少女である可能性があるが昨日は魔法少女としては何もしなかったのだ。ならば魔法少女ではない可能性もある。
烈太と祐子は顔を見合わせてそう推測した。
「じゃああの人と一緒にいても大丈夫だな」
隆が笑うが烈太達はまだ不安が拭えなかった。
そこへ隆のスマートフォンに着信が行く。
「お、ハルピィさんからだ」
自然と彼から笑みが出る。メールが来るだけでもウキウキだ。
「まさかまたデートのお誘いか?」
「ああ、今度は明日遊園地に行こうってさ」
烈太に隆が答える。
その日の授業中、烈太は隆が心配で身に入らなかった。




