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第五十話 ハルピィからフィギュアのプレゼント②
リビングに向けドタドタと足音を響かせながら烈太の父親が進む。
「ちょっとどうしたの父さん?!」
「何があったの?」
リビングに着くと烈太と流河が目を丸くする。
「ハルピィて子、彼氏持ちだったんだよ!」
「あー、見たんだ」
「あれ、俺の友達なんだ……」
祐子と烈太が烈太の父親に答える。
「うそぉ!制服は同じだけどうそぉ!」
父親は驚きのあまりうそぉ!と繰り返し叫ぶ。
「嘘ついてどうするのよ」
「あの雰囲気じゃ言いづらかったんだけどね」
「しかもあの子、烈太の友達にセリアのフィギュアプレゼントしてたんだよ」
「えー」
「うそー」
「やるじゃない隆くん!」
驚きを隠せない烈太と流河だが祐子は返って興奮した。
「まさかプレゼントまでするとはなぁ。本当にこの後デートとかあるのか?」
「ありうるわね」
烈太と流河は考えが変わり始めた。




