33/1278
第三十三話 脱走したスパは少しおかしくて
「はあっ」
「きゃっ」
「ああっ!」
スパは自我を失い本能の如く街の人に魔力弾を当てる。
「はあっ!」
レッカは一人に当たりそうになる魔弾を剣で弾く。
「逃げて!」
「は、はい!」
スパに襲われそうになった人が逃げる。
「この感じ、昨日と違う?まるで正気じゃないような………」
レッカは対峙するとスパの異様性に気づく。
「ああっ!」
スパがレッカ目掛け魔弾を撃つ。
それを躱すとレッカは違和感が増えた。
「糸じゃない、どうなってるんだ?」
彼女の攻撃方法は以前は糸だったはず、だが今日は魔力の弾丸なのだ。
「うるああっ!」
スパは彷徨と共に大量の魔弾を撃つ。
「でえい!」
レッカは剣に魔力を込めて魔弾を弾く。
魔弾とパワーも高くレッカの疑問はさらに上がる。




