第二十二話 魔法少女ってなんだろう
「あんたが魔法少女てこと、しばらく敵には黙った方がいいんじゃないかしら」
祐子が言う。
「どういうことだよ?」
「こっちの正体が知られでもしたら変身前を狙われるとかあるんじゃない?」
「なるほど、一理あるな」
「それよりもあんた、あの力はなんなの?敵の力とあんたの作った力は同じなの?」
祐子は今度はディリハに問う。
「解析したが原理は別物さ。あちらはファンタジー、こちらは機械の力を使っている。だがファンシーなパワードスーツという意味では同じだよ。いわば魔導システムと言ったところかな」
「あれが………パワードスーツ」
祐子はその表現に言葉が出ない。
「それはわたしの気持ちよ、常にあんな派手な格好で戦ってるんだから」
流河が頭を抱えた。
「お姉さんて何歳なんですか?」
「烈太と三つ違いよ………」
隆に問われ答える。つまり彼女は大学生で魔法少女をやっているということである。そろそろ魔法少女に変身するのが恥ずかしくなる年頃だ。
「そして魔力を強化し多彩な攻撃が可能となるという点では同じだ。ただし、こちらの世界の住人に魔力ないため精神エネルギーを魔力に変換している。そして君はわたしが知る中で最も魔法少女に相応しい」
「どういう意味だ」
烈太に言われディリハが驚く。
「あなたはこの世界の人間だけど高い魔力があるらしいの」
今度は流河が説明する。
「なんでそんなことが………」
「わからないけど、ディリハが見つけた時はそうだったらしいわ」
流河は拒否感を出すと曖昧に答えた。




