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第十四話 魔法少女オタクの姉も魔法少女②



「祐子!こんなところでなにやってるのよ」


流河が祐子に声をかける。


「そこの人に連れてかれてー」


説明すると長くなるので祐子はそれしか言えなかった。


「まあいいわ、まずはあのバケモノを倒すから」


「あなた、ストリーム………ちょうどいいわ、仲間達から力を奪った恨み、晴らさせてもらう」


魔法少女が流河を睨む。


「ストリーム、もしかして姉さんはずっと前から悪の魔法少女と戦っていた?」


レッカは姉の動向を推測する。


「出来るものなら!」


ストリームはステッキの先から光のムチを出して魔法少女に攻撃する。魔法少女もクモ頭の先から糸を出して対抗する。


「すげえ、負けてねえ!」


「パワーアップしたあの魔法少女と互角なの?!」


隆と祐子がストリームの力に驚く。


魔法少女は脚から連続で撃つ糸の攻撃に切り替える。


「くっ、キリがない!」


ムチではさばききれない、ストリームは身体を移動してかわすことにした。


「当たらないのはレッカと一緒ね」


魔法少女はそこで祐子と隆に目が行った。

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