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魔法少女烈太、覚醒めよ悪魔、創れ融合れ最強魔法少女!異世界との狭間で現世を守る  作者: 兵郎桜花
メイクアップ21 ヴァキュリーンの人間界魔法界女体化計画
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第千二百十八話屈辱のヴァキュリーン



ヘルムヴ王国の陣地にいるゾンビランは魔力による通信を受ける。相手はコートを纏った骸骨の魔人、ピエロッサクラウンだ。


「お疲れ様ですゾンビランさん。どうです、調子は」


ピエロッサクラウンは百獣王国を攻める彼に進捗を尋ねた。


「戦いは始まったばかり、尋ねるは気が早いであろう」


ゾンビランは軽くあしらう。


「野暮、でしたね。では、数日してまた尋ねましょう」


ピエロッサクラウンはふふっと笑った。そして同じ居城にいるヴァキュリーンに向き直る。


「さて昨日の失態、どう取り返しましょうか」


「見苦しくて悪かったわね。この汚名はわたし自ら注ぐ、それだけよ。あの女をなんとしても潰してね……………」


ヴァキュリーンは目を見開き地獄から唸るように言った。あれは正に屈辱、身体を焼かれるくらいでは足りない、魂すら焼かれそうな恥、憤怒を引き出すには相応しいことだ。


自分を見下したあの力と態度、どう料理してくれようかと思考する。


「ふふふ、ハハハハハハ!」


ピエロッサクラウンから離れるとその楽しみに派手に笑った。

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