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7話 魔法のため最適化 その4

 お昼ご飯を食べた後、今日も昨日と似たような事を始める。


 昨日は鑑定スキルが手に入ってよかった!

おかげで家の物を鑑定して、いつの間にか眠れることができた。

本来の目的と違ってるけど、別に問題ないよね!

だって、スキルなんて手に入れた人の問題だもん!


 そんな言い訳をする。


 さ~て、今日もスキルの獲得を目指そう!


 遂には話をずらし始めた。


 また最適化を。

いや、鑑定で魔力の消費する感覚が分かってきたから、その感覚を利用して魔法の発動をしてみるか。

って、魔法の使い方が分からないんだった。

昨日なんて身体の魔力を調べるために瞑想をしたのに、最後には眠ちゃったしな。

あ、でも目が覚めたときは凄い身体が楽だったな。

もしかして・・・まっさか~。

瞑想で身体強化が軽くできてたとか無いよな。

ないない。

自覚できなかったからできてないはずだし。

それに、たまたまかもしれない。

たまたま、あの時調子が良かったのかもしれない。

時間ならたくさんあるし、試すのもできる。

と、その前に他の所を最適化しておこう。

それからやっても問題ないはずだ。


「うぎう『最適化』(※訳 スキル)」


 今回もやってきました設定画面。

前回と同じように魔力の部分がグレーに・・・賢さもなってやがる。

これも因子が足りないって表示が出やがった。

名詞鑑定ってできないかな?

因子なんて言葉元の世界で使う機会なんてなかったし、あったとしても一回か二回くらいしか無いだろう。

どんな時に使うか分からんが。

ま、鑑定が手に入ったし試してみる価値があるかもな。


「いんじ 『鑑定』(※訳 因子)」


「因子、それは様々な事を引き起こす要素となるもの」


 それじゃないんだよ。

このスキルの中での意味なんだよな。

言葉の意味じゃ知りたいこととは違ってんだよ。


 はあ、そう溜息を付くが状況は変わらない。


 条件指定とかできないかな?

スキル最適化 因子 意味。

こんな感じであの先生に聞く方法を試してみるか。


「うぎうざいでぎが いんじ いび 『鑑定』(※訳 スキル最適化 因子 意味)」


「検索条件が満たされました。これより鑑定(秘)を始めます」


 おお!

なんか始まった!

なになに・・・?

鑑定(秘)ってなんだ!

え、最適化って極秘なの!

チートなの、俺チーターになったの?

い、いやまだだ。

たまたま情報を入れる場所を間違えただけの筈だ。

鑑定の情報を纏めてるところがあって、そこで手違いか何かで丸秘に入ちゃっただけだ。

そうだよね?

鑑定さん!


「因子、この世界の生物が持っており、その存在を成り立たせる・・・妨害されました。これにより情報の公開が停止させられました。さらに、情報が秘から極秘に書き換えられました。書き換えられたために検索を行っても表示されなくなりました」


 え、はあ。

妨害か。

生物の存在を成り立たせる物質とかなのかな?

そう思った瞬間に妨害しやがって、合ってるかどうかわからねえじゃねえか。

それに?

また検索をしても表示されなくなったとか、嫌がらせか!

俺が何をしたっていうんだよ!

それとも何か?

見られたら困るような内容が書かれてんのか?

クソォ!

微妙な所まで表示しやがって。

ムカムカするな!


 そして不貞寝するのだった。

 この毎日投稿がいつまで続くかな?。

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