第15話 結ばれる心【R15版】
諸事情あり数日間止めていましたが再開します。
「あぁっ、んぁっ！きも、ちぃ…っ、こすれ、てる…っ、ぁっ、はぁ…ぁ！」
エレーナ様の甘い声が降り注ぐ。
【自主規制】にむせぶ彼女の声は、容赦なく私の耳から入って鼓膜と心を叩いてくる。
「まっ、ぁっ、って！イッったところ、あっ、感じ…っ、すぎ……ますっ！」
「リリアンっ、いいのよ、すっごく…っ、はぁ、ぁっ...あっ、あっ、んぁっ……！」
私の脚の間で幼さを残す体を小刻みに揺すり、【自主規制】に蕩けた顔で艶めかしく息を吐き出した。
【自主規制】を煽られる。
どうしようもなく、その姿が脳を焼き胸を打つ。
私に対しさらけ出されたその想い。
【自主規制】を求めた彼女にすりつけられ、ちゅくちゅくといやらしい【自主規制】が股で響く。
そのリズムは私の全身に広がって支配してくる。
果てたばかりで敏感になっている私の身体は、【自主規制】と【自主規制】が合っていてもいなくても、ただ素肌で擦られるだけでも快感を受け入れてしまう。
目の奥がちかちかして、呼吸に胸を喘がせる。
喉からは意図せずとも勝手に嬌声が上げる。
もうどうにかなってしまいそう……いや、もうどうにかなってしまっているのかもしれない。
揺動の間に気がつけば【自主規制】が微細に力み、フルフルと震えていた。
「ふぁ、ぁぁっ！？リリアン、震えて、る……、ぁっ、また【自主規制】キそう？あっ、くぁ、あんっ」
「エレーナ様ッ、あぁっ、いぃ――。こ、こんなっ、うぁ、んくぅぅっ……、はぁ、はぁー…っ」
「わた、わたしは……、くる、かもっ。ぁっ、きてるっ、もう来てるっ！はぁ、ぁくっ！」
「だめっ、そんな、いっぱい【自主規制】り付けたら……っ！あぁっ、んくぅぅっ、ひぁ、はぁ……はぁ……」
エレーナ様は唇を噛んで苦しそうに首を振る。
でも、ぬるぬると擦りつける動きは止めどなくスムーズで、私も身を捩らされる。
【自主規制】で挟んだエレーナ様の括れたウエストの動きがペースをあげ、私は意識を飛ばされてしまいそうになって必死で込み上げる快楽を飲み込んだ。
エレーナ様が私の肩を掴んだ。その指にぎゅっと力が入る。
私は精いっぱいの力を振り絞って、腰を動かした。
今まで一方的だった【自主規制】のリズムにイレギュラーを混ぜて、か細くも責め返す。
ぬりぬりと二人の【自主規制】が妖しく動き、ぴりぴりと痙攣をはじめる。
私の興奮にも拍車が掛かる。
攻めに出た身体に、容赦なく快感が吹き込んでくる。
そして――…。
「あくっ、ふぁ、ぁっ、リリアンッ、それっ、気持ちいいっ！っちゃう――…っ！あくっ、あっ！あっ！あッ！」
「はぁっ、あく…っ、んぁ…！いっしょ、に…っ、あぁっ、はぁっ、ふぁ、ぅぁッ！」
突然の擦り返しに、エレーナ様は目をかたく閉じて【自主規制】を振った。
ゆるく開いた【自主規制】の端から銀の糸が垂れる。
私は潤滑油で滑る【自主規制】を使い、止めを刺していく。
肩を掴む手がぎゅうっと閉じて天井に向かって顔をのけぞらせる彼女に、私は彼女が絶頂に達したのを知った。
「いい、きもちい…っ、あくっ、んぁぁ、リリアンっ！んぁ、もっと、もっとぉ。あ、あっ、あぁ――」
「ぁっ！？あん、ぁっ――。エレーナ様っ…、あぁっ！」
ぎゅうっと固まったエレーナ様の身体が、再び内【自主規制】の間で動き始める。
達したばかりもなにもなく、ただ欲望に正直に体をすりつけてくる。
精いっぱいの力を振り絞って攻めに転じた私に、それを耐えることはできなかった。
――― くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ―――
股の上で響く水音が、【自主規制】の波になって体を流していく。
かろうじて動かしていた【自主規制】は、もう動かない。それどころじゃない。
「あぁっ、うんっ。リリアン、もっと、動いて......、二人でもっと、気持ちよく......っ！」
「ひきゃ、んぁぁっ、ぅぁっ、続けて、なんて――。あぁっ、んくっ、あぁ…っ！」
【自主規制】で真っ赤に染まった顔で、エレーナ様が楽しそうに笑う。
もっともっと続けれると、その目が言っている。
それを見た瞬間、私の心の抑えは、完全に決壊してしまった。
――― もう…。
「――もう、エレーナ様っ！っちゃう、イッ…、ちゃ――。だめっ、あぁ、くぁああぁああん！！」
「はぁ、あっ、あっ、私も、気持ちいい…。すっごく、ぁあ…、ふぁっ、【自主規制】ク？もう」
エレーナ様がほっそりとした美しい指先で、私の胸の【自主規制】を摘まみ上げる。
「っ…く、【自主規制】ク…！【自主規制】っちゃ――、だめ、です、【自主規制】ッちゃう――！あぁ、ぁっ、あっ、ぁっ、あっ！！」
小刻みな声が勝手に漏れて、私はベッドに身をよじった。
ぬるぬるとお腹が滑らされるたびに、どうしようもない【自主規制】と【自主規制】がつま先から頭までを貫いていく。
「ぁあっ、あっ、はぁ――ッ、ひぐっ！？すごっイっ、あっ、はぁー…っ、はぁー…っ、あぁ……、ぁ…」
【自主規制】の中の痙攣が止まらない。
止め処なく漏れる【自主規制】が咥え込んだ【自主規制】を濡らす。
私は自分の胸を抱くようにして、身体を捻じって快感に悶えた。
どれだけ荒げていたのか、ようやく呼吸が意識できる程度に意識が戻った。
エレーナ様は私の顔の横に手を着き、回復を待っていた。
私を気遣うような視線。
でもその瞳はスタートの合図を楽しみに待つ子供のような稚気が顔をのぞかせていた。
「はぁ、ぁ…。やっと一緒に気持ちよくなれたわね、リリアン。これなら、聖者様の【自主規制】にも耐えられるわ。」
そう告げると、私と擦り合わせるようにしながらゆっくりと【自主規制】の挿抜を開始する。
擦れあう水音が、鼓動を早める。
「はぁ、ぁ…。はぁー…、…ぁ」
「ふふっ、瞳がまだこれからと言っているわ。さすが私の筆頭騎士様」
その言葉は讃嘆と期待に満ちていた。
べとべとに濡れた額の汗を手の甲で拭い、荒い息を落ち着かせながらエレーナ様の目を見据えた。
もう、心の枷は外れた。
すべてを、私の全ての心の熱を伝えるのは今だと、心を決めた。
「次は、わたしからです、エレーナ様......」
優しく彼女の頭を抱き寄せ、その端麗な額にキスを落とす。
彼女の瞳が私を見つめて、その下で微かに開かれた【自主規制】。そ
の【自主規制】がまるで、何かを訴えかけているようだった。
両腕でしっかりと彼女を抱きしめ、ゆっくりと近づき、その期待に応えるように私の【自主規制】を彼女の【自主規制】に添えた。
「どうかお覚悟ください。今から、この瞬間から、永遠にあなたを手放すことはない。我が心、我が魂の唯一ともいえる最愛の主よ。」
・
・
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リリアンが強く抱きしめ、情熱的な【自主規制】を落とす。
彼女からの積極的な応答に、心の芯が熱くなる。
――― そして、彼女が私に愛を告げてくれた。もう決して離さないと。
長年夢に見て、そして諦めていた二人の関係。
それが今日一日、この瞬間に結ばれ一つになった。
美しい紫色の瞳が、決意とともに私を覗き込む。
腰が引き寄せられ、擦り合わされる摩擦が強く、激しくなる。
「あぁっ、んくっ、あぁ…っ！リリアンっ...！リリアン……っ！！！」
我々の様子を見て、もう大丈夫だと感じたのだろう。
聖者殿の【自主規制】からは、1ストロークごとに【自主規制】が放たれ、【自主規制】の中を満たしていく。
【自主規制】が【自主規制】を耕し、降りてきた【自主規制】口とその【自主規制】の衝突、そして放たれる【自主規制】液の温かさががもたらす快楽が、身体を貫く。
しかし、始まりの時の様な、聖者殿のもたらす嵐のような心地よさに押し流される恐怖はもうない。
――― そう、ここにリリアンが居るのだから。
こすり合わせるように【自主規制】を分かち合い。【自主規制】のもたらすそれを上書いてゆく。
リリアンが感じ、私が感じる。
そして二人で育て上げ、高め合っていく【自主規制】感。
「リリアンッ、それっ――…っ！あくっ、あっ！あっ！あッ！」
耐えようと思って息を整えようとしても、痛いくらい尖った【自主規制】を優しい手つきで擦り上げられて、喉が喘ぐ。
【自主規制】を【自主規制】で【自主規制】き回される刺激に【自主規制】が不随意に痙攣を起こし、堪えていたものが下腹部から溢れだす。
生足の間から【自主規制】の【自主規制】を吐き出さされる強烈な切なさに、私はリリアンの肩に取りすがった。
細い首筋に顔を埋め、びくびくとお腹がひきつけを起こし、抗えない【自主規制】を強いられて【自主規制】を耳元で聞かせる。
――― でる、でちゃう
と、うわごとのように繰り返しても、リリアンはこすり合わせるのをやめてくれない。
その代わりに【自主規制】を重ね、柔らかい舌で私の【自主規制】の裏側を撫でるよう、絡ませてきた。
――― 身体全体が蕩けてしまう。
「だ、めぇ――。ひ、ぁ…。もう、だめ――…なの。リリアンっ、許して。あっ、あッ、っ！」
【自主規制】に達した私に【自主規制】を送り続ける、から――。
溢れる。
目がちかちかして、頭がへんになりそうだった。
身体はリリアンの言いなりになる。
腿が、勝手に開いた。絶頂の【自主規制】でふたりの股ぐらを汚してなお、【自主規制】の涙を流したがる私の【自主規制】から、透明の体液が流れ出る。止めようとしても止まらない。
どうしようもない【自主規制】が吹き荒れるに任せ、私はリリアンの肩で【自主規制】を放ち続けた。
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同じ世界の違う時代の話、
【ぼく食べ】僕を食べたくないと、僕の上で君は泣いた
を下記で連載開始しました。
少年と人魚の少女のボーイミーツガール。
なお、人魚は人間を食べます。
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