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第11話 竿だけあれば【R15版】

挿絵(By みてみん)


 一体僕は、何を見ているのだろう。


 二人の美しいエルフの女性が、ベッドの上で互いを慈しみ、愛し合っている。

 漏れる嬌声と、交わされる言葉の全ては、相手の存在を肯定し、愛し、そして己が身を相手に捧げつくす決意に溢れていた。


 この様に愛することができる女王が、なぜあのようなスライムを所持していたのかは分からない。きっと深い理由があるのだろう。



「くぁ…っ、あっ、んぁ――、ん! いいのよ、リリアン、くぅ、ぅッ、一緒...一緒にっっ!!!!」



 女王の【自主規制】ぎが、王座の間に響く。

 互いの最も【自主規制】な場所を【自主規制】で愛し合っていた二人は、その身をビクンと震わせると、折り重なるようにベッドに沈んだ。


 女性の香りが周囲に満ちる。

 そしてその光景を前に、僕の【自主規制】は天を衝かんばかりに聳え立ち、【自主規制】していた。



  ・

  ・

  ・



「はぁ......はぁ......っ、リリアン、ありがとう。おかげで身体を解すことができました。」



 彼女の頬に口づけを落としながら、そう告げる。



――― さて、では……



 ソファに座る聖者に目を遣る。

 そこには凄まじい神気を纏った、雄々しくそして美しい【自主規制】が天を衝かんばかりに聳え立っていた。



――― あれがエロティア様の祝福を受けし、聖者の【自主規制】。



 ごくりと喉が鳴る。

 果たしてあれを受け入れ、2リットルの【自主規制】液を得るという使命は成就できるのか。 


 頭の中でその問いが回る。

 失敗すれば、この王国は滅ぶ運命にある。


 しかし、その瞬間、ぬくもりが手に流れた。

 リリアンの手だ。

 彼女の目を見つめれば、その中にわたしに対する絶対の信念が映っていた。


 その瞳に微笑みを返すと、聖者の方へと目を転じた。



「聖者殿、お待たせいたしました。全ては整いましたのでこちらへ。」



 そう、声を掛け彼をベッドへといざなった。



  ・

  ・

  ・



『――― 一方を隠し、他方を明らかにせよ――― 』



 呪文を唱えると、魔法のベールがベッドの上に横たわる聖者殿を覆う。

 身体全体が白いシーツのようなベールに覆われ、ただ【自主規制】だけがそこから生えたように起立していた。



「聖者殿、これより儀式を執り行います。いま聖者殿を覆う魔法のベールは、放っていただく全ての【自主規制】を、取りこぼすことなくかき集めるためのものです。聖者殿の視界を遮ることのない効果があるため、何か不都合があればいつでもおっしゃってください。……それでは、始めます。」



 そう伝えると、目の前に聳え立つ【自主規制】に手を這わせた。


 生まれて初めて、男性の【自主規制】に手を添える。

 触れた感触は思った以上に硬く、そして熱かった。


 【自主規制】を挟むように座ったリリアンが、渦巻くような神気を纏う存在を唖然としながら見つめていた。



――― たしか、こうするのが良いと聞いたことが……。



 【自主規制】をゆっくりと撫で、【自主規制】の裏に指を這わせる。

 根元から先端へとゆっくりと滑るように動かし、その大きさ全体を包み込むように握り締めた。


 すると、ぼんやり薄く聖者殿の身体が光る。

 ヌルっとした感触に手元を見ると、ロー【自主規制】のような液体が彼の【自主規制】を覆い始めていた。



――― ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、、、



 湿った音と熱に交じった感触が、硬い【自主規制】を私の手に優しく馴染ませた。



「エレーナ、私も一緒に……」



 リリアンも【自主規制】に手を添え、助けに入ってくれた。

 その存在に勇気づけられる。

 愛しい彼女はいつだって、私を助けてくれる。


 【自主規制】をリリアンに任せ、両方の掌でローションを刷り込むように【自主規制】をこねると、その【自主規制】が膨れるのを感じた。



――― ゆっくりと、【自主規制】に手を滑らせ、

    加護によって生み出された滑らかな液体を伸ばす。



――― リリアンが硬さを探りながら、ゆっくりと上下に手を動かす。



 これはリリアンと私の共同作業。

 【自主規制】をさらに堅く握り、【自主規制】の動きを続けると、手の中の存在が大きくなるのを感じた。


 握りしめ、ゆっくりと、しかし確実に上下に動かす。

 先ほど私を甘く攻めたリリアンの指も、ゆっくりと、ねっとりと【自主規制】を愛撫していた。



――― そして……



 掌に包み込んだ【自主規制】が、硬く膨らむと、ビクンと、大きく【自主規制】が跳ねる。

 【自主規制】から吹き上げるように、最初の【自主規制】が放たれた。


 雨の如く降り注ぐ【自主規制】。

 しかし、その全てを受け止めたのは魔法のベールだった。

 指先で一滴掬い、舌に乗せる。



――― この【自主規制】は、エロティア様によって祝福された聖者のもの



 舐めた瞬間、身体の内側から湧き上がる力。

 それは生命そのもの。



――― これがあれば、わが王国は救われる



 安堵と希望が心を満たす。

 そして、リリアンにもその力を味わってもらうよう勧めた。


 初めての経験に少々怯えながらも、彼女は舐めた。

 そして、その瞳にも新たな光──新たな希望が宿る。その瞳が私を捉えた。



――― もっと、もっと採取しなければ......



 一度放ったにもかかわらず、【自主規制】は依然としてその威容を保っていた。


 その【自主規制】に手を添え、顔を寄せる。

 【自主規制】を手の平で包み込むようにこすり上げ、【自主規制】を【自主規制】で嘗め上げる。

 聖なる力の影響か、あの【自主規制】を舐めた瞬間、次に何をすればよいのかが分かっていた。



――― 【自主規制】が、よだれを垂らす



 リリアンが【自主規制】の側面を嗅ぐように、【自主規制】を介して二人口づけをするように、唇で【自主規制】する。



――― 【自主規制】を脈打つ鼓動と熱



 横笛を吹くように、根本からしゃぶりつく



――― ビクンと跳ね上がる、その力強さに驚く



 大きな【自主規制】を口にくわえ、頬の内側で擦る



――― 【自主規制】の上に生命そのものの活力広がった



 口の中で膨らむ【自主規制】を、【自主規制】先でチロチロと舐め上げると、リリアンがせり上がろうとする【自主規制】を優しく撫でて宥めるのが見えた。



 【自主規制】が口内でうねる。

 次の瞬間、熱い【自主規制】液が口内に注ぎ込まれた。


 口の端から、【自主規制】が溢れる。

 【自主規制】が落ち着くのを待ち、リリアンの顔を引き寄せた。


 ザラリとした舌の感触と、ねっとりとした【自主規制】を、二人口腔内で味わう。

 こうして、私たちは生命の素を共有した。

 


きっと血液。エルフは吸血の一族だったのだ!?(違う)


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この小説のR18版はこちらです。

https://novel18.syosetu.com/n3442ih/


===


同じ世界の違う時代の話、


【ぼく食べ】僕を食べたくないと、僕の上で君は泣いた


を下記で連載開始しました。


少年と人魚の少女のボーイミーツガール。

なお、人魚は人間を食べます。


https://ncode.syosetu.com/n9294ih/

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