第2話 女王様のスライム【R15版】
「レイラ、ちょっと来て!水浴びしようよ!」
セリーナの声が風に乗ってレイラの耳に届いた。
朝の森はまだ静かで、木々の間からこぼれる日差しが微かに露を光らせている。
「でも、アイザックは…」
「男の人は来ちゃダメよ。女同士、少しだけの贅沢を楽しもうか。」
セリーナの目はいつもより一層輝いていた。
「心配しないで、レイラ。僕は本でも読んでいるから、二人で楽しんでおいで。」
アイザックが微笑みながら言った。
確かに、長い旅で疲れも溜まっている。
ちょっとした息抜きも必要だとレイラも感じていた。
「セリーナさん」と呼び合っていた頃が懐かしく感じる。それが「セリーナ」と呼び合うようになったのは、共に事件を解決したあの日から。
ただの呼び名だと思っていたけれど、その一言で心の距離が縮まるのを感じていた。
そう考えつつ、レイラはセリーナの後を追って湖へと足を運んだ。
清らかな水が、二人の心もすっきりさせてくれるだろう。
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「朝の湖は気持ちがいいわね、レイラ。」
セリーナの声が湖面を撫でるように響く。
太陽が水面にキラキラと反射して、新しい一日の穏やかな兆しを見せた。
「本当だね、セリーナ。ありがとう。」
セリーナは微笑みながら、レイラの背後に回る。
水中の手がレイラの肩に優しく触れた。
「肩が硬いわね。少し、このまま解してあげるわね。」
セリーナの手が水中でレイラの全身を優雅になぞる。手の動きが柔らかくなり、水の抵抗を受けながらも、レイラの肌がそれに応える。
「綺麗な肌だとは思ってたけど、触れてみると本当にスベスベ!驚いたわ。」
「もう。そんなにいろんなところ触らないで、くすぐったいよ。」
「あら、そんなこと言って。こっちの方はどうかしら?」
尻肉と太ももの内側を撫でると、指が【自主規制】を掠った。
「……んっ!」
際どいところを、指先がなぞる。
「うーん、足の付け根の辺りに疲労が溜まっているみたいね、念入りに解すわね。」
「んっ……んっ……あぅっ……セリーナ......当たっちゃってるよぉ」
「あら、じゃあもう少し、当たらないように、足を開いて。」
腰まで浸かるくらいの浅瀬に腰を下ろすと、レイラはセリーナに向かい合うように足を開いた。
――― 女の子同士だけど、恥ずかしいよぉ
そう思っていると、【自主規制】を撫でるような刺激が走った。
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「ぁ……ン……ッ、セリーナ、そ、そこはちょっとダメだよ。」
【自主規制】への不意の刺激に、恥じらいの声が漏れる。だが、
「いや?私は何もしていないわよ。」
とセリーナが答えた。
その瞬間、二人の目が合い、そして同時にその違和感に気づく。
水面がわずかに揺れ、泡が形作られる。
ふとした一瞬の油断が、新たな脅威を呼び寄せたのだ。
「何、これは…?」
セリーナの目が疑わしげに水中の変化に留まる。
「なにかおかしいわ、気をつけて。」
レイラもまた、不穏な水面の動きに警戒を強める。
次の瞬間、水中から現れた透明なスライムが二人を取り囲むようにまとわりついた。その触手が二人の足元に絡みつき、体をぐっと引き寄せる。
「これは一体!?」
セリーナが叫ぶも、既に彼女たちの姿はスライムの体内に吸い込まれていた。
二人の素肌を、スライムが這いまわり、ぬるぬるとした感触を与えていく。
それは脚から次第に上がっていき、股間や【自主規制】に迫ろうとしていた。
「――…っ、ぅっ…、んぅ―――っ!」
おぞましい感覚と【自主規制】的な部位に触れられそうになる恥ずかしさにレイラの声が漏れる。
股間に手を当て、侵入を阻むが、長くは防げそうにない。
「あ、ンぅぅっ!はぁ、ぁ……っ、そこ、触っちゃ...だめっ!」
スライムの動きが変わった。
それまでは全身を探るように這いまわっていたのが、全身のサーチが終わったからか、一部に集中して蠢き始めた。
【自主規制】に這いずりまわる感覚が移動してきた。
両手で進路を防ごうとするが、その半液状の体には効果がなかった。
遮ろうとする指の隙間を抜け、【自主規制】へと到達する。
「ン――、ぁ……、はぁ、ぁ…!ぅ――ぁ、ぁ、……はっ、ン!」
レイラは顔を伏せ、スライムが身体を這いまわる感覚に耐えた。無数の舌が這うような感覚が、【自主規制】を、そして【自主規制】を襲う。
――― こんなのむりだよぉ
伝わってくる刺激は、ひどく優しい感触の愛撫だった。
それがスライムであることを一瞬忘れるほどの、感触。
「あぁ、――ぁっ、―――きゃぅ、んぅぅっ!」
次第にその声は、艶やかさを増していった。
その甘美な刺激に、目元がとろんと蕩けてくる。
気が付けば、彼女の【自主規制】は痛いほどに【自主規制】していた。そしてその硬く立ち上がった【自主規制】を、スライムが何度も擦るように【自主規制】り続ける。
「…ぁ、ぁっ、ぁっ!む、り……、やぁっ、強い…それ、んはぁ…!」
甘い声が、湖畔に響く。
それにこたえるように、スライムはその動きを変えた。
今度は【自主規制】全体を覆うように、無数の舌先が嘗め上げる。
先端だけは避けるよう、【自主規制】までで折り返し、先端は取り残したまま。
触れられぬ切なさに、【自主規制】はさらに硬さを増し、次の刺激を待ちわびていた。
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レイラの隣で、セリーナもまたスライムに囚われていた。
――― 剣は服と一緒においてあるし、反撃できない......
スライムの無数の舌が、不意を突いて両脇のくぼみを責め始めた。
慌てて腋を締めるも、半液体の相手には意味がない。
敏感な部分を舐められ、くすぐったさに身を捩る。
体力を奪うためだろうか、息も絶え絶えになるほど舐めされるた。
またレイラと同様に【自主規制】を責められ、また隣から聞こえる彼女の【自主規制】声に【自主規制】はドロドロに蕩け切っていた。
その女の香りに引き付けられたのか、スライムが容赦なく這いずり寄ってきた。
「ひぁ、ぁっ!や、だ……、んぁ…ぁっ。そこは、そこだけはやめてぇ!」
必死に股を閉じ、スライムの侵入を阻もうとするが、相手は後ろからも忍び寄り、彼女を逃すことはなかった。
【自主規制】の隙間から滑り込むように、スライムが突き進んでいく。
「んぁぁっ、はぁ、ぁッ…、だっ、そこ違うっ、そこは、お尻の......!」
抗議の声を上げるも、スライムは股間に向けて這いまわる。
逃れようと腰を浮かべると、まるで正面のレイラに股の間を見せつけるような体制になってしまった。
「ひ、――ぁっ!きゃ、んぁ、レイラ、見ないで...」
羞恥心がこみ上げる。しかし【自主規制】を撫で上げるスライムの感触に仰け反りかえりながらも【自主規制】を振るような姿勢になってしまう。
そして次第にスライムは、張り付くように【自主規制】をびったりと覆い、ゆっくりと動き始めた。
【自主規制】から【自主規制】までをすべてしゃぶられるような感覚がセリーナを襲う。
――― 恥ずかしいけど、、なんでこんなに気持ちいいの!?
「――あっ、ああっ!ゃ、ゃぁ…っ。こ、え――で、でちゃ…う…っ!くぁっ、あっ!?」
そしてスライムが【自主規制】に触れ、一気に表面を摺り始める。
「きゃっ、ひ――っ、ぁっ、ぁっ、らめ…、ぁっ、感じ、すぎちゃ…」
身体が大きく仰け反りかえる。
後ろ向きに倒れると【自主規制】がカクカクと宙を浮いた。
スライムはその上から、いつまでも【自主規制】を撫で続けた。
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この小説のR18版はこちらです。
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同じ世界の違う時代の話、
【ぼく食べ】僕を食べたくないと、僕の上で君は泣いた
を下記で連載開始しました。
少年と人魚の少女のボーイミーツガール。
なお、人魚は人間を食べます。
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