第27話 女神再戦 その1
物語がすすみ、師との再戦。
まさに王道ファンタジーですね。
――― ―――っ、勝ったぁ!!
汗や【自主規制】でぐしょぐしょになったベッドの上、横になりながらわらわは天にこぶを突き上げた。
――― この勝負、誰がなんと言おうともわらわの勝ちなのじゃ!
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夢の中で目が覚めた。
魔獣、そして呪術師との連戦を終え大地の女神神殿で休息している内に眠っていたようだった。
しかし、寝る前は神殿の救護室だったはずが、周りを見渡すと、天蓋付きの大きなベッドの上に寝かされていた。
まだ夢の中にいるのだろうか。
周囲は小鳥のさえずりと共に温かな光に包まれていた。
「気が付いたかのう、アイザック。」
後ろから聞き覚えのある声。
振り返ると、そこには美しい幼い少女が立っていた。
彼女のエメラルドグリーンの瞳と、長いハニーブロンドの髪は、星と太陽を彷彿させた。
少女の純粋さと女神の威厳を併せ持つその少女こそ、女神エロティア本人だった。
「エロティア様!」
声は、自然と畏敬の念を込めていた。
彼女の存在は、それだけのものだったから。
女神様は笑顔で言った。
「よいよい、そう畏まることはない。アイザックよ、よく頑張ったのう。」
女神様の声は、柔らかく、心地よく響いた。
その微笑みは、僕の心の隅々まで染み渡るようで、安心を感じた。
「魔獣を聖獣へと還し、そして使役した呪術師を人の道へ戻す。これを一夜の内に成し遂げるとは大したものじゃ。おぬしを守護する神として、わらわは誇らしいぞ。褒めてつかわす!」
その言葉に感激すると共に、更なる使命感を感じた。
今回の戦いは終わりではなく、新たな始まりであると。
「女神様より直接お褒めの言葉を賜れるとは、感激です。」
その言葉に、女神様は鷹揚に頷いた。
「それでな、アイザックよ。今日はおぬしの成長を見に来た。」
「私の成長、ですか?」
「そうじゃ、おぬしの成長じゃ。
レイラ、セリーナ、聖獣に呪術師。多くの者と交わるのをわしは見守ってきた。
それにより、おぬしの神聖力が高まり、いまや神気も唸るようたぎっておる。そこで一つ、おぬしの成長を確認しておこうと思ったわけじゃ。」
女神様の目に熱が帯びる。
「確認、ではどうやって」
「決まっておろう、性交じゃ。
今回はわらわも本気を出すのから、前回のようには行かぬぞ。
その神気、その巨【自主規制】を以て、性と愛の女神たるわらわをよ【自主規制】狂わせることができるか、試してみるがいい!!」
女神様はそうおっしゃると、服を脱ぎ捨て全裸になった。
そしていつの間にか、僕も全裸に。
「さあ、遠慮はいらぬ!死力を尽くし、挑みかかってくるのじゃ!!」
こうして僕と女神様の再戦の火ぶたは、切って落とされた。
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わらわには策があった。
前回、わらわはアイザックの想い人であるレイラの姿に変化した上、セーラー服というあやつの心を刺激するようないで立ちで相対した。しかも、導くことを主眼に置いた手前、どうしても受け身となってしまった。
――― その結果、潮【自主規制】きながら【自主規制】がり狂うこととなったのじゃ
じゃが、今回のわらわは真の姿である、可愛らしいおこちゃまボディ。
しかも今回はこちらから攻めていく。
――― 先手は、取った!
ベッドに飛び掛かり、布団に手をかける
――― この勝負、もらった!
神の策の前に、快楽とともに沈むがよい!!
勝利に向けた高揚が、胸を熱くさせる。
――― だが、、、
布団を剥いだ瞬間、躍動する静寂がそこに在った。
渦のようのな神気を纏った、一本の【自主規制】。
それは静かに、だが空間をゆがめるほどの存在感を放つ。
気高く、美しく、天を衝かんばかりに立ち上がった巨根。
わらわは一瞬、攻めのことを忘れ、その姿に目を奪われていた。
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同じ世界の違う時代の話、
【ぼく食べ】僕を食べたくないと、僕の上で君は泣いた
を下記で連載開始しました。
少年と人魚の少女のボーイミーツガール。
なお、人魚は人間を食べます。
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