表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/82

第5話 窓の月【R15版】

挿絵(By みてみん)


 【自主規制】(なか)の準備が整っているか確かめるように、アイザックの舌が私の中を探ってきた。



――― 【自主規制】の皮をむき、丁寧に嘗め上げる

――― 舌先で【自主規制】の上壁を押し上げるよう擦り上げる



 ピチャ、ピチャと湿った音が、灯りの消えた部屋なか響き

 刺激が加わるたび、身体が身体がビクッと跳ねる



――― 声、出ちゃう。

――― お外にきこえちゃうよぉ。



 声が出ないよう、袖の端を噛みしめながら耐える。

 快楽に抗うよう、アイザックの顔を太ももで挟み込む。



――― んんッ、ん、ん、んッ



 しかし、アイザックに【自主規制】(なか)を吸われると



「…や…あァ、アイザッ…ク…ッ!」



 その刺激に、全身が数度跳ねた。

 むき出しになった【自主規制】も硬く張り、全身で向かい入れる準備ができたことを告げていた。



  ・

  ・

  ・



 窓の方を向くように私を横に寝かせると、彼の体が後ろから密着するように私を包み込んだ。

 窓からは月明かりが差し込み、外には大きな月が見えた。

 今日は満月だ。

 彼の呼吸とぴったり合わせて、そのリズムが私の背中を軽く揺らす。

 彼の肩から漂う香りと硬さが、安心感を与えてくれた。


 回された手の甲にキスをして、彼に続きを催促する。

 彼は私の片足を持ち上げ、露わになった【自主規制】に、ゆっくりと【自主規制】を導き入れた。ゆっくりと行われる【自主規制】が、熱とともに快感を広げていく。


 浅い【自主規制】で、じっくりと気持ちいいポイントを【自主規制】の先端が刺激し、ゆったりとした【自主規制】が、じんわりとした温かさを【自主規制】(なか)に伝えてきた。



 「ねぇ、ちゃんと濡れてるかな…?」



 と、私が彼に確かめてみるように問う。

 彼からの答えは首筋への熱いキスとして返ってきた。

 その柔らかい感触と甘い息遣いが私の肌に沁み入る。


 その後、彼の大きな手が私の胸を掌で包み込む。その掌が、持つ温もりと力強さで私をさらに高めていく。全ては、そう、彼の手の中にある。

 


「んッ、、この【自主規制】も、聖典にあった教えなの…?」



 と、私は【自主規制】ぎ声を抑えつつ彼に尋ねた。



「『窓の月』って言うんだ。一緒窓から月を眺めることができるから。」



 と、彼は回答。彼の声は深く、優しさに満ちていた。

 同じ満月の下で、何世紀も前の恋人たちも同じように愛を交わしたのかと思うと、胸が高鳴った。



  ・

  ・

  ・



 ゆっくりとし【自主規制】が続いた後、彼は【自主規制】ながったまま私を仰向けに寝かせ、【自主規制】に移行した。

 彼と目を合わせると、



「今、おっきくなったね…」



 【自主規制】(なか)で彼が存在感を増した。

 彼の両手が私の腰を掴み、少し浮かせる。

 これから始まることに、ドキドキしつつ彼の瞳を見つめる。


 

「レイラ、始めるよ…」



 と告げて、【自主規制】を再開した。

 それはまるで嵐のような刺激で、私の全身はただただ震えて【自主規制】ぎ声を漏らした。


 

「はぁん、ぁあっ!すごい、、、アイザック、すごい、気持ちいぃよぉ、、!」



 この嵐のような刺激に抗うことなどできない。

 声を押し殺そうにも、快楽に震える【自主規制】ぎが、部屋に響き渡る。


 そして、その声に呼応するように、【自主規制】が収縮を開始した。

 それはまるで捕まえた獲物を消して逃さず、その最後の一滴まで搾り取ろうとする【自主規制】の蠢き。

 アイザックの【自主規制】と掛け合わさった内圧は、私に【自主規制】からの快楽を運んできた。



――― 【自主規制】を押し上げられる快楽

――― ねじれるように押し広げられ、甘く掻き出されるよな【自主規制】の悦び

――― 腰を掴まれ、逃れることのできない快楽の波



 猛然とした【自主規制】は、私が【自主規制】を遣るたびに思考を奪っていく。



――― アイザックぅ、もうだめだよぉ、またいっちゃうよお、、、



 お尻をアイザックの手がつかみ、【自主規制】的な【自主規制】を継続する。

 甘く求める声を上げる以外、私にできることはなかった。



――― 押し寄せる快楽の波が意識を翻弄する。

――― だめだよぉ、恥ずかしい声、きかれちゃうよぉ。



 羞恥心とは裏腹に、私の嬌声はさらなる刺激をとアイザックに求めていた。

 【自主規制】は【自主規制】をさらに締め上げ、【自主規制】を搾り取ろうとする。



―――  突かれる度に満たされ、抜かれる度に奪われ



 【自主規制】を纏ったうねりは、奥を、【自主規制】を刺激し、さらなるぬかるみと快楽を掘り起こしていった。


 私の中で彼の存在が一瞬膨らんだかと思うと、【自主規制】が注ぎ込まれた。



「あぁ、、、アイザック、、、すごいよぉ、、、」



 体の奥で、彼の熱を受け止める。

 最後の刺激を感じながら、息をついた。

 アイザックの胸に頭を預けると、自分がこんなにも解放され、自己を忘れて感じられることに驚きながら、ゆっくりとまぶたを閉じた。

 安堵感と充足感が交錯する中で、まるで砂のように柔らかな眠りに落ちていった。



  ・

  ・

  ・




 翌朝、旅籠の食堂で朝食を摂りに階段をおそるおそる下りると、イザベラさんが準備をしていた。

「昨夜、うるさくしてごめんなさい!」と私が謝る前に



「あら、おはよう!昨日あなたたちが部屋に入った後、物音ひとつしなかったわよ。よっぽど疲れていてすぐに寝ちゃったのね。よく休めた?朝ごはんの準備もうすぐ終わるから、もう少し待っていてね。」



 と言うと、食卓の準備に戻っていった。



 後からアイザックから聞いた話では、【自主規制】している間、どうも『秘密の演舞曲』という加護が発動していたため、部屋の音は一切外に漏れなかったらしい。



 ・・・ほっとすると同時に、そういうことは先に言ってもらいたいと思った。





[加護解説]

・加護の名称: 秘密の演舞曲 (Secret Waltz)

・効果: 【自主規制】中の音(声、ベッドの軋む音、布団の擦れる音など)が外部に漏れ出ないようにする。なお、外部の音は聞こえる。

・効果範囲: 主に発動者とパートナーの周囲。特定の部屋やスペースであれば、その領域全体が効果範囲となる。

・持続時間: 性交が終わるまで、または加護を発動した者が意識的にそれを解除するまで。

・発動条件: ()()()()()()性交中と判断するとき。

・使用例: アイザックとレイラが街の旅館で夜を共にする場合、隣の部屋や通りの人々に迷惑をかけずに、自由に大きな音を出すことができる。


ブクマ評価感想いいね、ありがとうございます。とても嬉しいです!

面白い、続きが気になる、アイザック達の冒険エッチだな!と思っていただけましたら


・↓の★★★★★評価

・ブックマーク


で応援いただければ幸いです! 今後も投稿を続けていく『大きな励み』になります!



この小説のR18版はこちらです。

https://novel18.syosetu.com/n3442ih/




===


同じ世界の違う時代の話、


【ぼく食べ】僕を食べたくないと、僕の上で君は泣いた


を下記で連載開始しました。



少年と人魚の少女のボーイミーツガール。



なお、人魚は人間を食べます。




https://ncode.syosetu.com/n9294ih/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ