第2話 悪夢(後編)【R15版】【触手】
「セリーナちゃん、ちゃんと濡らしておいた方がいいよ。
これからセリーナちゃんの中に入るんだから」
少年がたくし上げたスカートの裾から、【自主規制】が顔を出す。
――― これが入る?!
セリーナが動けないでいると、少年は微笑みながら彼女に【自主規制】の付け根を握らせ、【自主規制】をセリーナの口に押し込んできた。
「歯は立てちゃだめよ、、、うんそうそう、舌は【自主規制】を包むようにね。
うまいじゃない、セリーナちゃん、本当に初めて?」
嬲るような少年の声、セリーナが濡らし続ける間も彼の指はセリーナの【自主規制】をかき混ぜることをやめず、強制的な快楽を彼女に与え続けていた。
【自主規制】が膨らんだ、と思った次の瞬間、セリーナの口の中に少年の【自主規制】が放たれる。
いきなりのことに思わずセリーナは口を外そうとするが、万力のような少年の手はそれを許さず、そのまま飲み込むよう促した。
むせながらもセリーナが嚥下すると、身体がかっかと熱くなってきた。
「僕の【自主規制】は特殊なんだ」
少年の声が降ってきた。
次の瞬間、先ほどまで口で咥えさせれれていた一物が、【自主規制】から身体を貫く。
「あぁっん!」
滑り込んで【自主規制】を抉る感触に、思わず声が出る。
しかし、その余韻を確かめる間もなく、少年はセリーナを蹂躙するように猛烈に動き出した。
「初めてなのに、こんなに【自主規制】しちゃって。淫乱なんだね、セリーナちゃん」
鈴のような声で嬲られる。
体中の敏感な部分を責められながら、セリーナは快楽の波にのまれていった。
ほどなく、少年の【自主規制】がセリーナの【自主規制】に注ぎ込まれた。奥に響く熱さ。しかし、少年の硬さは衰えを知らなかった。
「セリーナちゃんの羞恥、美味しいね。もっと見せて……」
少年の【自主規制】がセリーナの中に押し付けられる。激しくも、相手のことを一切考慮しないその【自主規制】に愛は無かった。
幾度も【自主規制】に注ぎ込んだのち、少年はふと動きを止めた。
一息付けるのかとセリーナは一瞬安堵する。
「セリーナちゃんをもっと驚かせてあげるね」
しかし、少年の影から無数の触手が伸び、セリーナが身動き取れないように縛り上げた。
強制的に膝を割られ、【自主規制】を隠すこともできない。
手を拘束され、隠すこともできない。
寝具の上に縛り付けられたセリーナの上につながったままの少年が覆いかぶさってくる。
すると少年の体は、顔はその愛らしいかたちのまま、狼を彷彿とさせる巨大な黒い獣へと変貌していった。
あまりの恐怖に、セリーナは声にならない悲鳴を上げる。
しかしほどなく触手が活動を始め、セリーナの心を快楽が蹂躙していった。
「怖い?嬉しい?苦しい?どちらでもいいのよ、だって、セリーナちゃんの感情は僕には関係ないもの。ただ、精気を吸い取るだけ…」
それから毎夜眠りにつくと、黒い獣は夢に現れ、セリーナを蹂躙し、精気を吸い尽くしていった。
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【自主規制】の中を蠢く触手が、セリーナの意識を引き戻す。
ここは自室のベッドの上、そして夢の中。
獣の体から生えたかわいい顔はセリーナを見下ろし、快楽と精気を貪ることを楽しんでいる。
――― ビクンっとセリーナの体が跳ね上がる
「もう、、いうやぁ、、、もうだめなの、、、これ以上は、、、だめ、、なのにぃぃ、、」
頭の中が真っ白になる。
その様子をみて
「セリーナちゃん、まだまだ元気みたいだね」
と魔獣はささやい。
「セリーナちゃんの体は僕のものだよ。嫌なら抵抗してみて?でも…そうすると、もっと楽しくなるかも…。」
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セリーナの夜はまだ終わらない。
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この小説のR18版はこちらです。
https://novel18.syosetu.com/n3442ih/
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同じ世界の違う時代の話、
【ぼく食べ】僕を食べたくないと、僕の上で君は泣いた
を下記で連載開始しました。
少年と人魚の少女のボーイミーツガール。
なお、人魚は人間を食べます。
https://ncode.syosetu.com/n9294ih/




