第7話 濡れたソファ【R15版】
カーテンに透けた柔らかな日差しが書庫に差し込む。
――― もう、お昼頃かな?
私がソファに身を沈め、アイザックが丁寧に私を支える。
腰と背もたれの隙間にクッションを挟み、座りやすくしてくれた。
そこからの眺めはいつものまま。
10年間通い詰め、二人で過ごした場所。
アイザックと重なりあっていることだけが違っていた。
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――― 胸を見られちゃう、、、
アイザックが服をゆっくりと解いてゆく。今更ながら、恥ずかしさに顔が上気する。
ボタンが一つ、また一つと解かれるたび、心臓が高鳴り、肌が次第に露わになっていくのを感じた。
「奇麗だよ、レイラ、、、」
その一言にときめく。
私の両手首を一方の手で束ねると、アイザックは私の瞳を見つめながら、【自主規制】を再開した。
――― ゆっくりと挿入される彼の【自主規制】に【自主規制】の中が押し広げられてゆく快楽
――― ゆっくりと引き抜かれる彼の【自主規制】に、【自主規制】の中身を掻き出されるような感覚
それぞれの【自主規制】が愛情に満ち溢れていて、彼の優しくも緑の瞳を見つめながら、私の【自主規制】ぎ声は部屋を満たした。
衣服を剥ぎ取られ、露わになった【自主規制】が硬くなり、刺激を求める。
「アイザック、お願い……おっぱいを、【自主規制】を吸ってほしいの……」
腕が抑えられ、私自身が触れることができないもどかしさに、声を漏らしてしまう。アイザックの手は、その声に応えるかのように私の【自主規制】を包み込んだ。
――― 【自主規制】を指で左右から挟み込み、際立たせる。
――― 唇でつまむように、先端を口に含む。
――― 愛撫を加えつつ、舌先が小さく薄い色をした【自主規制】をなぞる。
彼の温かな口が【自主規制】全体を覆い尽くし、敏感な【自主規制】を甘く吸い上げる。
吸われ、舐められ、甘噛みされ、出るはずのない母乳が滲み出そうなほど徹底的に慈しむ彼の行為に、私の身体は甘美な快楽に身を委ねる。
「……ひゃん、、、アイザックぅ、いいの、凄くいいの、、、」
頂点を求めて背筋が弓なりに反るが、その抗う力は既に私の身から消え失せていた。
解放された両腕で、彼の頭を優しく抱き寄せる。
彼の息づかいが私の肌に触れるたび、体中が微かに震える。
彼が頭を持ち上げ、私の瞳に視線を合わせる。
私を少しでも気持ちよくさせようする、その必死で献身的な表情が胸を打つ。
それは愛しく、宝物のような時間が、まるで時間を忘れさせるほど心地良い。
「……アイザック、、キス、して、、、」
少しでも彼に触れていたいと思った。
そのまま私たちは、唇を寄せあった。
――― そのまま、頭を引き寄せ、口をふさぐ。
――― 互いの唇と唇がを舐りあうように吸い上げあう。
――― 舌を吸い、唾液を分けあう。
口腔内を舌で犯しあいながらも、ゆっくりとした【自主規制】は私の【自主規制】をこすり続け幾度となく刺激する。
「あ、ああ、そこっ……」
【自主規制】の【自主規制】が気持ちの良い箇所をぞろりと摺り上げ、思わず声が漏れる。
【自主規制】が【自主規制】をさらに強く締め付け絡みつく。
【自主規制】が彼の【自主規制】を誘う。
「あっ、ああ、アイザック…もっと!」
革のソファから立ち上る香りと混ざり合った私の喘ぎ声が室内を満たす。
挿入が一気に深くなる。
そして、彼の熱い【自主規制】が再び私の深くへと注がれ耐えがたい衝動がからだを貫いた。そして―――
――― そして……奥から何かが噴きあがった。
密着している股間がずぶぬれになる。
それは一度では終わらず、二度三度と続いた。
――― アイザック、ごめんなさい、おしっこじゃないの……
謝ろうとする意識は、混ざり合った悲鳴と嬌声に掻き消された。
思い出の場所を濡らし、申し訳なさと恥ずかしさに泣きたくなる。
温かい大きな手が、そっと髪を撫でる。
その手は、髪の間を通り抜ける感触を楽しむように、指先で長い私の髪をなぞっていた。
彼の頭を抱き寄せ、耳元に口を寄せる。
ためらいがちに、一言囁く。
「ねぇ、もう一回、、、しよ?」
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その後のことは、覚えていない。
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