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たぶん似ている

作者: やす

僕は誰にも心を開いてない。

自分の中にある、ドロドロの澱みたいなものがぐるぐるぐるぐるうずまいてるとことか、ものすごく夢見がちなとことか見られてしまったら、誰もそばにいなくなっちゃう。

いなくなってしまう、間違いなく。

そう思う。


あなたも誰にも心を開いてない気がした。


体をたくさん繋げたけど、心はここにない気がした。

好きとか嫌いって感情じゃなくって、遠くから自分たちを見ている感じ。


あなたの心の中の全部を見て、それがすごく邪悪だったり醜悪だったりしても、あなたを嫌いにならない。愛おしいと思う。

それもあなただから。


あなたの全部が好き。好きじゃなくなんてなれない、ならない。


それは、晴れた空が青いみたいに、太陽が東から登るみたいに、春にサクラが咲くみたいに、眠くなったら寝てしまうくらいに、ネコは可愛いみたいに、すごく当たり前で自然過ぎて、忘れちゃうくらい当たり前。


欲しいけど、欲しかったけど、ちょっとでも一緒にいれたことを誇りに思って生きていける。


そんな気がする。


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