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内情を調べ尽くしましょう。その3

 ちょうどセバス様が僕を飛ばしたのが首都ど真ん中。

狙ってだと思うけど王城も見える。


 さて、腹ごしらえついでに情報収集でもしますかね~。


 ぱっと目についたこぎれいな食堂に足をむける。


 いい具合の混雑。

城下町のメイン通り。


これは期待ができるかな・・・。


 「すみません、一人なんですが空いてますか?」


給仕の犬耳お姉さんに笑顔で話しかける。

笑顔。これ、大事。後々・・・ね。


「は~い、一名様大丈夫ですよ~!あちらの窓側のお席にどうぞ~!!」


 お姉さんが元気良く答えて僕に席を勧めてくれる。

そして厨房に入り、仲間のお姉さんに告げる。

小声のつもりなんだろうけど僕には丸聞こえ(笑)


((窓側の席にカワイイ子一名様ご案ない~!))

((きゃぁ~!本当にイケメン!!))

((お客さんつられていっぱいきちゃいそうっ!!))



そこからはいつも通り。


お水はねこ耳お姉さん。

おしぼりはウサ耳お姉さん。

オーダーはチーターの女将さん・・・ぶふっ。


 僕の容姿は年上のお姉さん方に昔から良く受ける。

情報収集には役立ってるけど、僕的にはあまり面白くない。

やっぱり男としてはかわいいよりかっこ良くありたい。

・・・そういえば何故かセバス様にもうけてたな・・・。



 なかなか美味しい食事でした。

さて、情報収集はじめますかねぇ~。


一番愛想の良かったウサ耳お姉さんに声をかける。


「お忙しいとこ、すみません、お姉さんちょっといいですか~?」


「う、うひゃっ、はい、大丈夫ですよ、何かございましたか?」


 声をかけられると思ってなかったウサ耳お姉さんが変な声を出して顔を赤らめながら僕の席に来てくれる。

ごめんね、仕事中にびっくりさせちゃって(笑)



 

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