表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/37

反省?ちゃんとできました。

テレパシー。


素敵な言葉だよな。

俺、出来るようになりました。

もちろん、初めての相手はルーですよ。

だって、ねぇ……。

普通の人は赤ちゃんから話しかけ?られたらびっくりしちゃうじゃん?そのてん、俺の救世主ルーなら、大丈夫かな…っと。



転移で失敗した俺ですが、少しの反省を胸に、まずは意思の疎通からと考えました。決してルーのお説教が怖かったから何とかしようと思った理由ではありません。今だいたい生後半年ぐらいだから話せるまでの期間を何とかしようと思ったワケですよ。



1日を費やし、(かなりの時間オネムに使用したが)魔力に意思を込めて相手に伝える方法を思い付いた。

思いついたら直ぐ実行!

昨日の今日ですが、さっそくルーを喚んでみましょう!


俺の頭の中で何故か3分クッキングのあの曲が鳴り響いた。


チリンッ。




*********************


……セバス様が呼んでいる。

2日続けての呼びだしなど、今までになかったことだ。

しかしオレは昨日の出来事でセバス様に御逢いするのは控えた方がいいと考えていたところだった。大泣きさせてしまった後ろめたさも多少はあったが、魔法を使えるという恐さを知って頂けたのは不幸中の幸いか。

あの方には早々に付人をつけ、然るべき教育を施さなければ命がいくつあっても足りないだろう。

普通ではないのだ。全てにおいて。

それにオレはアルベルト様が主。

セバス様のお側にずっといることは出来ない。

ルカンバラス嬢が上手くやってくれれば良かったのだが……。

過ぎたことを言っても仕方がないのは解っているが、さて、どうしたものか……。


…チリンッ。


2度目の鈴か。これは行くしかないだろうな。


「はぁ……。」



オレはため息を1つつき、意を決してセバス様の元に跳んだ。

まさか、あんなことになるとは思わずに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ