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人殺しの意味と価値観

作者: 八月一日


目の前には心臓に穴を開けられ大量の血を流している男がいる。ぼんやりと開いている目は虚ろになり虚空を見ているのか、それとも自分を刺した犯人である私を見ているのか。


ーー生きるという事は他者の命を奪うこと。奪い続けてこそ、初めて生の実感を得られる。


物心ついた頃からずっとそう教わってきた。奪って奪って、生きている事を実感できなければ屍も同然。死んでいるも同然だと。

だから殺した。

屍になるのも、死ぬのも嫌だから。その為に殺した。

一般的に見れば良識のある優男。でも人がよすぎるのが欠点。そんな男。その男は虚ろな目から光を消し、血を流すだけの肉塊に成り下がった。

でも、私は私であるために殺人を犯した。生きる為に、死んでしまわないように。

それなのになんでだろうか。

心臓に穴が空いているのは男の方なのに、ぽっかりと虚ろなものが胸に巣食ってる。

これは、一体なんだろうか。疑問には思っても決して不快ではないこれは。

さらさら書いた殴り書きみたいな話。意味があるのかないのか・・・・

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