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戦い

 何事か、騒がしい音が階下から聞こえる。

「戦い……なの?」

 城の中で戦いが起こっている。それに気付くと、エリオンは妙な気持ちになってくる。

『これは、嬉しいのかな……』

 少しだけであるが、自分は剣を振って訓練をしていた。

 その力は役に立つはずだ。自分の訓練の成果を見せる時である。エリオンが剣を持つと、部屋のドアが開け放たれた。

 真っ暗な部屋。月と星の光だけが差し込んでくる部屋。そこで、エリオンは本物の暗殺者に会った。相手は獲物を見つけてしたなめずりなんかはしない。

 一度、エリオンは盗賊に襲われたことがある。その時とは違って、動きに無駄がない。エリオンの事を見つけると、すぐにエリオンに向けて飛び込んできた。

 その男は、飛び込みながら剣を突き出した。

『突きの返しは薙ぎ』

 エリオンは、昔教わった事を思い出した。

 剣を振り上げ、敵の横をかけぬけるようにして剣を振った。

 だが、動きが間に合わずエリオンの剣は黒ずくめの男に当たらなかった。エリオンの剣は空を切る。

 黒ずくめはエリオンの横を駆け抜けた後すぐに振り返ってエリオンの背中を捉える。

 だが、黒ずくめの視界の端に、この部屋の開け放たれたドアが見える。ドアから見える廊下には、ハンドアクスを今にも投げようとしているセラシュを見つけた。

 セラシュは、ハンドアクスを黒ずくめに投げつけた。

 セラシュの投げた斧は、黒ずくめの肩に当たり、黒ずくめは倒れた。

「あなたの仲間は全員拘束されました。諦めることです」

 セラシュはすばやく、倒れた黒ずくめのところに向かっていき、喉元に剣を突きつけた。

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