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作戦開始

 騎士達は鎧を取り払い、最低限の装備のみで行軍をした。剣を腰に刺した姿で、森の中を歩く。

 洞窟の場所も分からず、木々が乱立している景色しか見ることのできない状況で、騎士達は突入のために三列縦隊を作る。

 先頭を歩く隊長の隣に、バルテが立つ。

「作戦はエリオン王子の考えたとおりだ。一気に奥まで駆け込んで、牢の中に捕らわれているリミラ様と春火様を救出する」

 バルテはこの段でも、微妙な言い回しをした。

 この件は、エリオンとシールズで考えた事だ。だが、エリオン王子が考えた事であると強調をして言った。

 作戦が成功をしても、シールズのやった事だと皆が認識をしないように釘を刺したのだ。

 この言い回しの意味に気付いた隊長は顔を歪めた。

「それでは、位置は教えたとおりだ」

 そう言うとバルテは並ぶ騎士達の進路からどいた。

「かまえ」

 バルテが言うと、騎士達は一斉に剣を抜き、天に向けて剣をかかげた。

 カチャリ……カチャリ……

 という音が、静かに辺りに響いた。

「おろせ」

 また、バルテは号令をかける。騎士達が剣を下段に構えなおす。衣擦れの音が聞こえ、全員の緊張が高まっていく。

「速攻」

 バルテが静かに号令をすると、騎士達が一斉に木々を掻き分けて盗賊達のアジトに突入をしていった。

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