表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

青空を追う小鳥。

作者:

~始まりの処~プロローグ




あの夏の日、私は恋という罪にはまってしまった











ザワザワザワザワ....


「ハルー!一緒にご飯食べに行こうよ」


4時間目の終わりチャイムが鳴り終わった瞬間、色の無い、静かな教室が綺麗な薔薇色に染まるように声が広がった。


そんな頃、タイミングを見計らったように後ろのほうから大きな声が響い


彼女は同級生の沙苗代律(さなえだりつ)


彼女とは小学校から高校までずっと一緒の学校...

と、言っても私の学校は小学校から大学までエスカレート式のお嬢様学校だから転校や留学が無い限り必然的にそうなる。


小中高と共に同じ時間を長く過ごしてきた律は私の親友。


一週間のうち一緒にいない時間のほうが少ない私たちは学校内でも恋人じゃないのか、と噂になるぐらい大の仲良しさんだ。



そう、そんな私は「雪城遥華」(ゆきじろはるか)

普通の家庭に産まれたがお母さんが昔通ってたこの、聖マリア女学院に通わせてもらってる。

周りがどっかの社長の子供やら、大富豪の娘さんやとにかく格式の高い子ばかりで肩身が狭い、そんな私となんの差別なく仲良くしてくれたのが今お昼に誘ってきてくれた律なのだ。



「いいよ、あ、そうだ!今日のお昼はいつもと違うのところでたべたい?」


「違うのところ?別にいいけど...いったいどこなの?」


「ふふ、まだ内緒!ついてきて!」




このたった一言で私の高校生活、いや人生が変わってしまうなんて、まだ私も、きっと彼女も誰も知らない。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 訂正箇所があるので修正をして欲しいです。 修正前:「ハルー!一緒にご飯食べに行こうよ」 4時間目の終わりチャイムが鳴り終わった瞬間、色の無い、静かな教室が綺麗な薔薇色に染まるように…
2012/01/10 16:39 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ